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地頭を鍛える方法:事象を具体的なモデルにして妥当性をコントロールする

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「地頭」という言葉が少し前から使われるようになりました。地頭は付け焼き刃と違う、応用力のある基礎的な能力と考えられています。

同じことを一から勉強した時に、地頭のある人は普通の人よりも少し早くマスターする。失敗した時やピンチの時にうまい方法をすぐに見つけて解決する。建設的な議論ができる。色眼鏡をかけずに客観的な分析ができる。などなど、地頭は様々な場面で発揮されます。

ここでは地頭を鍛えるアイデアと具体的な方法を紹介していきます。いずれにしても長期的で持続的な成長意欲が必要です。

疑問を持つ

「なぜ空は青いか?」という疑問は知的好奇心を育む。疑問は仮定や分析を生み、それがさらなる知識と教養につながるからです。ひょっとしたらニュートンも「なぜ物体は落ちるか?」という疑問に徹底的に当たったから万有引力の法則を見つけたのかもしれない。ニュートンのリンゴの話は有名ですね。

疑問は現象だけでなく自分や他人の分析も対象になります。「自分の考えたことは本当に正しいか?」という疑問です。自分の分析に疑問する癖がないと、自己正当化に慣れて柔軟性を失ってしまう。世の中が求める地頭はある種の客観性や柔軟性も要求しており、自己疑問は地頭力を鍛えるための最低限の努力と言えるでしょう。

他人の分析、特に権威者の分析にも疑問を持つ必要があります。「学者先生の言うことだから間違いない」という盲目的姿勢を脱して、「学者の言うことであっても、ひょっとしたら間違っているかもしれない。まずは自分で確かめてみようと考える。他人の分析に疑問すると、自分で分析しよう、自分で解決しようという意欲がわいてきます。

日常的に実践するべきこと

  • メディアの情報を鵜呑みにしない
  • 自分は社会や世の中からうまいこと利用されていないか考える
  • 他人(特に権威のある人・団体)の意見を一度疑う
  • 「自分は正しい」を捨てて自分を徹底的に疑う

疑問する/疑うことに抵抗がある人もいるでしょう。疑うことは他人を批判することと違います。疑うことは知識を能動的に作るということです。

事象をモデルにする

自然は複雑に動いていますが、物理や化学で出てくる法則はシンプルな式で表されます。複雑な事象を理解するにはこうしたモデル化が必要になります。

問題

東京郊外の百貨店が消えつつあるが、それはなぜか?

社会人はこうした漠然とした問題といつも向き合っています。地頭のある人はこうした問題に対面すると、文章を文脈とモデルの二つから理解します。前者の文脈とは、東京郊外のある街を思い浮かべて、そこにある閑散とした百貨店を想像することです。これは誰でもできます。

後者のモデルとは何でしょう?これは「郊外の街」を具体的に仮定することです。

街のモデル…新宿から電車で30分、単身者中心、高齢者少ない、など

単身者中心という言葉もまだ漠然としていますが、「郊外」という言葉よりはだいぶ具体的になっています。ここに地頭の鍵があります。地頭のいい人はこの具体化がとても得意。抽象的な思考は偏見に満ちて、間違った答えを導きます。素晴らしい分析とは具体的な分析です。

街のモデルは他にもあります。

  • 若いファミリー層中心、高齢者も若干多い
  • 若い女性が多く、ファミリーはあまりいない
  • 中学生から大学生が多い
  • 高齢者が中心

郊外を人口分布という点から分析すると、ざっと上のようなモデルが出てくる。百貨店と親和性のあるモデルは一番下だと考えられますが、これも一つの仮定ですね。モデルを作っていくと、必ずこのような仮定が出てきます。仮定は抽象から具体への架け橋のようなもので、地頭の人は仮定に気をつけながら物事を考えます。

妥当性をコントロールする

モデルの話と関連しますが、地頭のいい人は「妥当」という切り口も持っています。0か1かでなく、0.2も0.7も許容するという感じ。

考えや意見に完全な論理性はありません。代わりに論理的妥当性があります。「これは絶対に正しい」という完全な論理は社会にほとんどない。あるのは「これは正しい、かも」という妥当性です。

地頭のある人は「かも」をうまく利用します。つまり

  • 主張したい時は妥当性を認めない
  • 聞く時は妥当性を認める

という切り替えを意図して行うのです。話を聞かない人は、「妥当性を認めないといけない」という聞き手の役割を放棄しています。妥当性そのものもうまく配分します。

郊外の百貨店問題で街を人口分布から分析しましたが、この切り口はそもそも適切でしょうか?高齢者は若年者より百貨店に行くという思いこみがないでしょうか?

人口分布による判断はどれほど妥当か。地頭をつけたい方は、「その切り口は絶対におかしい」とか「いやいや、極めて合理的な判断だ」などと考えてはいけません。次の分析や論理を展開するために、妥当性を含ませることが大切です。この場合は「人口分布は商業施設の売上に影響するという仮定が正しいなら、ある程度妥当だ」と考えることが、より一歩進んだ発想になります。

メモ:自分を改善しない人間は堕落する

以上が地頭を鍛える具体的な方法になります。ここからはメモ的なことです。

人間は改善の努力を怠った瞬間、あっという間に転落します。「本当の頭の良さ」である地頭も鍛えなければ衰える。きちんと考える癖を持っていないと、地頭もダメになっていきます。年を重ねるにつれてさまざまな記憶が消えたり、できていたことがができなくなったりするのと同じように。

だから「あの人はずっと要領よくやっているな」と思っても、それは単なる地頭の良さで片付けられるものではない。十中八九その人は持続的に自分を改善しているはずです。

改善の出発点の一つは先にあげた疑問する意欲です。特に自分への疑問。「自分は本当に正しいか?」という疑問があって、ようやく改善というエンジンがかかります。

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