高校化学で覚えるべき原子量一覧:原子量の意味と定義を確認しよう
原子の重さ原子量という。同位体(同じ原子で異なる中性子を持つもの)があるときは、その存在率を考慮した平均値を重さにする。
原子量は相対的な数値である。原子はとても軽いので、グラム g で表すと小数点以下のゼロがたくさんついてしまう。そこで陽子が 6 個、中性子が 6 個ある炭素原子 12C の重さを 12 として、その重さの 2 倍重ければ 32、半分だったら 6 と各元素の重さを定める。
原子量 = 原子の質量 ÷ 12C の質量 × 12
原子量は炭素原子と比べた値(何倍かという概念)であり、単位はない。定義から炭素原子の質量は 12 となり、水素原子の質量は 1 になる。
高校化学で覚えるべき原子量一覧
元素 | 原子量 |
---|---|
H | 1 |
C | 12 |
N | 14 |
O | 16 |
F | 19 |
Na | 23 |
Al | 27 |
Si | 28 |
P | 31 |
S | 32 |
Cl | 35.5 |
K | 39 |
Ca | 40 |
Fe | 56 |
Cu | 63.5 |
Zn | 65 |
Ag | 108 |
原子量はよく問題文の最初に指定される。
理論化学
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