きれいなノートを作っても成績は伸びない。まとめノートはデメリットしかない。

ノートの美しさで成績は変わらない。本来ノートは計算用紙やメモ帳と同じただの道具にすぎず、教科書に書かれていないことのメモや頭の中だけでは処理できない知識の整理のために使い、インプットとアウトプット自体はあくまで頭で行います。ノートは頭のしもべです。ノートは問題用紙の余白程度の存在価値しかありません。

ノートの美しさにこだわってしまうと想像力が削られます。想像力を働かせれば余計な情報をごちゃごちゃ書く必要も減るからです。また、きれいなノートを作ったとしてもその後の勉強の効率が上がるかどうかは予想できない。ノートのきれいさが効率につながる保証はない。そしてなにより、きれいにしなくてもいいものをきれいにするための時間がもったいない!

きれいなノートを作るデメリット

  1. 時間が大幅に削られる。
  2. 効果が不透明である。
  3. 想像力が損なわれる。

きれいなノートを作ろうとがんばっている自分を発見したら、以下のように自問自答してください。

  1. 今、脳は働いているか?
  2. 将来、今書いているものを何回も見るか?

きれいなノートを作って自己満足に浸る勉強は最悪です。ノートの世界に閉じこもるのでなく、ノートと脳のコミュニケーションを創造してください。この抽象的な作業はきれいなノートを作る作業よりも実は難しく、一人ひとりやり方は異なります。管理人も最初はきれいなノートを作ろうと躍起になっていました。それは中学受験時代に遡ります。中学受験の社会で美しいノートを作ったのがきっかけで、ノートはどのようにあるべきか、どう書けば美しいノートが完成するかずっと考えてきました。そして考えれば考えるほど、経験を積めば積むほど、なぜか汚いノートに収束していきました。ノート本来の価値と美しさはノートを使う者の補助に徹した時に際立つとわかったからです。

ポイント

  1. ノートを主役にしない。
  2. ノートと脳のコミュニケーション

きれいなノートの代表がいわゆる「まとめノート」。まとめノート作りはこの世で最も効率の悪い、高コスト低品質の勉強です。※授業ノートやメモはまとめノートとは言いません。ここで言うまとめノートは教科書や参考書に書いてあることも書いてあるような本格的なまとめノートです。

まとめノートの制作は時間がかかる。著者の妹はとてもきれいなまとめノートを作る子でした。ノートに線を引く時は定規を使い、汚い字はすぐに消しゴムで消す。それを各教科でやろうとするから、まとめノートを作って勉強が終わってしまう。だから、まとめノートを作って期末試験の対策が終わり、まとめノートは決して見返されないという悲劇が起きる。単語カードを作っただけで見ないという経験を多くの学生は一度経験していると思います。あれのひどい版がまとめノート。非常にたちが悪いですね。

教科書に書いてあることや先生の言ったことをまとめることにどんな意味があるのか、よく考えてください。なぜ授業ノートや教科書や参考書や問題集があるのに、あえてまとめノートを作って整理するのか? 授業ノートや参考書を読み、必要に応じてメモをとり、頭の中で知識を整理すればいいものを、なぜわざわざ時間のかかる「まとめ作業」を選ぶのか?

それは、勉強が嫌いだからです。まとめノート作りが勉強でなく自己満足の遊びであると自分自身でわかっているからです。遊びだから熱心に取り組む。

勉強本来の目的を失った自己満足の作業は99%がムダです。なぜなら作業は作業でしかなく、創造的な思考は働いていないから。自己満足という酔いが知識の建設を阻むから。まとめノートに100時間費やした人は99時間をドブに捨てています。効率化を求める方は一刻も早くまとめノート作り、きれいなノート作りから卒業してください。

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