受験合格の第一歩は知識の取捨選択、余計なものは勉強しないという戦略

中学受験も高校受験も大学受験も覚えなければいけない知識ははっきり言って無限です。受験対策を怠っていると、この無限にある知識を全部を覚えようとあがいてしまう。しかし受験で成功する人は無限にある知識の中から大切なものだけを抽出して、そこだけを確実に覚えるように努めます。

例えば東大はあまり難易度の高い、あるいは専門性の高い英単語を出題しません。にもかかわらず東大を受ける人で、英検1級レベルの英単語を覚えようという人がまれにいます。将来のためにと思って勉強するのであれば別ですが、大学受験のためにというのであれば、かなり間違った勉強になるでしょう。

数学の例を考えてみます。東大理系数学はだいたい微分積分、確率、数列、その他の順に出題されるので、例えばセンター数ⅠAに出るような平面図形の問題を確率以上に勉強する必要はないでしょう(もちろん人によってあるいは状況によって例外はいくらでもあります)。教科書にのっていないようなマニアックな図形の定理を覚えたり、数学オリンピックの図形の問題を解いたりする勉強はポイントがずれています。

受験に関係ないとわかっているが、自分なりの理由があってあえて勉強している、というのはもちろんかまいません。

取捨選択は受験戦争で勝つか負けるかを大きく決めるポイントになるはずです。受験は余計な知識を入れるよりも、重要な知識をきちんとアウトプットできるほうが大切。いくら定理を覚えても、定理を使いこなせない限り数学の点数は伸びない。それは数学以外の他の教科でも同様です。