コラム:最近のテレビ番組がマニアックな漢字とニッポンの底力を扱うことについて

漢字の勉強は大切かもしれない。でも日常で使わない漢字や極端に難しい言葉の意味を一クイズ番組にしてしまうことに違和感がある。そうした番組はちょこっとあるくらいだったらいいかもしれないが、最近は多い。

このコラムを書いた時点で、私は自分のやっていることと矛盾している。なぜなら私は漢字サイトを運営しているからだ。そしてアクセスを分析しているからこそ、こうしたクイズ番組が始まったとたんに私のサイトのアクセスが増加して、なんともいえない気分になる。

マニアックな漢字は知らなくてもいい

結論はこれだけです。

私たちは暇であるべきではない。暇だと余計な雑学を入れたくなる。それよりは今勉強している実用的な知識を深く理解するべきです。

なぜなら私たちは着実に崩壊に向かっているからです。おおげさに言うつもりではなく、本当に崩壊に向かっているのです。人口が減っていること、貧富の二極化が進んでいること、高度な機械化によって高利益を得るものと生産の付加価値を奪われているものの分離。こうしたマイナスの引力に逆らうためには、一人ひとりが知識と利益についてもっと専念しなければいけない。

このサイトの人気記事になった奨学金問題でも触れましたが、教育は選択と集中が必要です。経営学をかじったことのある人であれば誰でもこの重要性を知っているでしょう。

くりかえしになりますが、選択と集中が必要です。マニアックな漢字をなんとなく扱うのもいいでしょう。しかしインターネットや金融のしくみをわかりやすく解説するクイズ番組がもうちょっとあってもいいはず。

ニッポンのここがすごい問題

日本をニッポンとカタカナで表記して、日本をほめたたえることはかまわない。しかしあまりに多すぎる。

漢字と並んで人間をある意味で思考停止にさせているものがニッポンすごい番組。こうしたものを見ていつも感じるのは、視聴者は「日本語で通用する日本のマーケットにいてもいい」と錯覚してもおかしくないということです。

ヨーロッパからアメリカに流れた最初の人々は、初期の探検家を除けば自国に満足できなかった人々でした。彼らはおそらく怒りと欲望の入り混じった感情を抱いて、アメリカに行ったのでしょう。特にカリフォルニアのゴールドラッシュに関する文献を読んでいると、そうした行動原理が読みとれます。

ニッポンすごいというイメージを公共電波から永遠に流されていたら、こうした前向きなフラストレーションはあいまいに、そして右翼的な潮流において消えていくと思います。そしてそれは日本の誤った未来を作っていくでしょう。

前向きな結論

私はこうしてインターネットを通じてさまざまな情報を発信していますが、個人的にインターネットよりもテレビのほうが影響力と信頼性があると確信しています。テレビと新聞がこの世から消えることはないと思います。

だからこそ社会に貢献するような、高品質で前向きなものを作ってほしいのです。そして「社会に貢献する」とは「教育する」ということ。さっきのくりかえしですが、教育は「選択と集中」が必要。

ということでこのサイトで何度もしつこく書いている、私たちにとって重要なテーマをリストアップして終わります。

  • 英語
  • 金融
  • 数学
  • 情報とプログラミング

昔、というか私が子どもだった頃、平成教育委員会という番組があった。そこでは難しい算数や数学の問題がけっこう出ていましたが、今ではさっぱりありません。なぜでしょうか?算数では視聴者が離れるからでしょうか?

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