高校生物のおすすめ参考書 生物知識の焦点(Z会出版)の使い方

『生物知識の焦点(Z会出版)』は高校生物の参考書。要点がわかりやすくまとめられている良書で、高校三年生以上の受験生に強くおすすめしたい。

項目 評価
使いやすさ ★★★★★
詳しさ ★★★★★
おすすめ ★★★★★
レベル 中級~上級
対象 高2~高3

使いやすさ、デザイン、内容の説明や細かさなど、参考書としての完成度は高校生物の参考書として一、二位を競うと思います。生物を初めて習う高校一年生にはやや敷居が高いかもしれませんが、それ以上の層には「迷ったらこれ」という本ですね。

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ちなみに本書は『生物の進化・分類』などを他の参考書よりも詳しく丁寧に説明しています。

単元ごとにページを分けている

本書は構成に特徴があります。他の参考書と同じように知識を整理していますが、単元ごとにページをきちんと分けているためピンポイントで情報を調べやすい。例えば遺伝子のコドンといった細かい単元も一ページ(ないし二、三ページ)にコンパクトにおさまっている。

また単元ごとにページの先頭に要点のまとめがついています。主に表形式で重要なポイントが一目瞭然。

生物の細かい知識をつめこみたい受験生にとって使い勝手がいいと思います。

図表に負けないデザイン

Z会出版の本は多色刷りが多いですが、本書も多色刷りです。生物の参考書に必要な絵や図がとてもわかりやすく表現されています。図表ほどではありませんが、図はかなり多いほう。

単元ごと(ページごと)に五段階のレベルの表記があり、自分のレベルに合わせて読む読まないを選択できるのは大きなメリット。そのため中堅私大から上位医学部まで幅広い受験者におすすめできます。

例題や確認問題はない

本書は純粋な参考書に特化し、例題や確認問題の類はありません。ただし呼吸商といった一部の計算問題は解き方が説明されています。

本書の使い方

高校生物に必要な知識がとてもわかりやすく整理されている一方、計算問題や実験問題といった問題がないため、本書は基本的に辞書として使うことになります。授業を聞いてわからなかったところを調べる、問題を解いて理解できなかったところ、忘れていたところを確認する、といった使い方。

上のレベルに示したように本書は中級以上向けで、生物を初めて勉強する方が一ページ目から順番に読んでも全体像を把握することは難しいでしょう。高校生物をおおまかに理解したが細かい知識はこれから、といった人にうってつけです。

なお生物の基本は、市販の参考書でなく学校が配布する教科書(文字通りの教科書、文部科学省認定の教科書)を強くおすすめします。学校の教科書をまずは読み、ある程度の基本がわかった上で本書を使うといいですね。「アミノ酸ってなに?」という段階で本書を手にとるようなことはおすすめできない。

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