李白『峨眉山月歌』(七言絶句)の原文、書き下し文、現代語訳

李白(りはく)は唐代の詩人であり、詩仙と呼ばれている。李白は多数の著作を残しており、日本の学校では『峨眉山月歌』を習う。

『峨眉山月歌』は七言絶句であり、七言絶句は一句七文字、四句から成る。

李白『峨眉山月歌』原文

峨眉山月半輪秋 影入平羌江水流 夜發清溪向三峽 思君不見下渝州

書き下し文

峨眉山月半輪の秋 影は平羌江水に入って流る 夜、清溪を發して三峽に向ふ 君を思へども見えず渝州に下る

峨眉(がび)山月(さんげつ)半輪(はんりん)の秋 影は平羌江水(へいきゅうこうすい)に入りて流る 夜、清溪(せいけい)を發(はっ)して三峽(さんきょう)に向(むか)ふ 君を思へども見えず渝州(ゆしゅう)に下る

各言葉の意味

峨眉 … 四川省峨眉にある山 山月 … 山にかかっている月 半輪 … 半分(の月)

平羌江 … 川の名前(現:青衣江(せいいこう))

清溪 … 中国の地名 三峽 … 中国の地名

見えず … 会わないで 渝州 … 中国の地名

現代語訳

峨眉の山に半月がかかっている秋

(月光の)影は平羌の川の水とともに流れていく

夜、清溪を出て三峽に向かう

君を想っているが、会わないで、渝州に下っていくのだ

七言絶句の押韻

峨眉山月半輪 影入平羌江水 夜發清溪向三峽 思君不見下渝

太字はすべて「リュウ」と読み、韻を踏んでいる。

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