中学地理 気候区分と雨温図まとめ(ツンドラ気候、地中海性気候、温暖湿潤気候など)

世界の気候は大きく五つに分けられる。

・熱帯 … とても暑い
・乾燥帯 … 乾燥している
・温帯 … 四季がある
・冷帯 … 寒い
・寒帯 … とても寒い

すべて「~帯」という言葉で、イメージとしては上から順番に寒くなっていく。

熱帯

熱帯は一年を通して気温がとても高く、海の近くにマングローブやさんご礁がある。雨がどのように降るかでさらに二つの区分がある。

・熱帯雨林気候 … 雨が一年中降っている
・サバナ気候 … 雨季と乾季がある

雨季 … 雨が多い時期
乾季 … 雨が少ない時期

東京も夏は雨がかなり降り、冬はあまり降らないため、雨季と乾季があると言える(東京は温暖湿潤気候でサバナ気候ではない)。

乾燥帯

乾燥帯は雨が少ない気候。

・砂漠気候 … 雨がほとんど降らない砂漠
・ステップ気候 … 雨季が微妙にある

温帯

温帯は四季がある気候。暑いときも寒いときもある。

・温暖湿潤気候 … 雨がたくさん降る(日本の気候など)
・地中海性気候 … 夏乾燥、雨は冬に降る
・西岸海洋性気候 … 一年中雨が少し降る

温暖湿潤気候は文字通り「潤っている」、つまり雨がものすごく降る気候。試験で「雨が降っている…」と出てきたら、七割くらいの確率で温暖湿潤気候(熱帯雨林気候も雨はかなり降る)。日本では東京などが温暖湿潤気候に属する。

地中海性気候は夏に乾燥する。日本(特に東京)は夏に雨がドバッと降るからちょっとイメージしにくい。このイメージしにくい気候が地中海性気候である。地中海性気候最大の特徴はオリーブ。テストで「オリーブ…」とでてきたら、九割くらいの確率で地中海性気候。

西岸海洋性気候は気候区分で最もわかりにくいが、温帯で最もはっきりしない気候とまずはイメージしよう。

夏は涼しく、冬はそれほど寒くない。雨も一年中少しずつ降っている。夏と冬で降水量に大きな差はない。

イギリスが西岸海洋性気候に属する。世界地図を見てわかるようにイギリスの緯度はかなり高く、北海道よりも高い。しかし冬は北海道より温かい。これは偏西風と暖流の影響がある。

西岸海洋性気候 → 偏西風 +(暖流)

冷帯

冷帯は冬の寒さが厳しい気候。針葉樹が広がる。

寒帯

寒帯は基本的に一年中寒い気候。ただし寒帯でもツンドラ気候は夏が存在する。

・氷雪気候 … 一年中雪と氷におおわれている
・ツンドラ気候 … 短い夏がある

ツンドラ気候では夏にコケが生える。

高山気候

熱帯から寒帯までの五区分と別に高山気候という気候区分もある。これは富士山など標高が高い地域の気候で、緯度とあまり関係しない。

例えば富士山山頂の気候と静岡県の気候はまったく違う。静岡県は基本的に温暖湿潤気候だが、富士山は高山気候と考える。

場所によるが、高山気候は寒帯または冷帯程度に寒い。

熱帯から冷帯までの雨温図一覧

※下の図はかなりアバウトであるため、あくまでも「だいたいこんなものか」程度にお願いします。

気候区分