小学校で教わらない不思議な掛け算と割り算
1 ÷ 3 の値を小数と分数で表すと
0.333...
1/ 3
となります。0.333... は 3 が無限に続く循環小数であり、ドットの記号で(強引に)値を表しています。1 / 3 は「1 を 3 で割った値」です。
これらを 3 倍すると
0.333... × 3 = 0.999...
1 / 3 × 3 = 1
となり、値が同じになっていないように見えます。同じものに同じ数をかければ、同じ値が求まるはずです。
0.999... = 1 である
0.999... という循環小数は、1 に一致します。この二つは数としての表示が異なるだけで、中身は同じなのです。
同じ意味を違うやり方で表すというのは、言葉や芸術だけでなく数学でも起こるということですね。
計算
-
受験生必見!平方数の下二桁の性質と平方数一覧(計算プリントつき)013069
-
中学受験の算数の計算力を上げるコツ03588
-
割り算の計算の確かめ方(小学校)061722
-
小学校で教わらない不思議な掛け算と割り算01287
-
割り算のあまり(余り)の正しい書き方…はない05077