JISとは|日本工業規格の意味と分類

JISとは、日本工業規格(Japanese Industrial Standard)のこと。日本工業規格とは、日本工業標準調査会の審査を経て制定される、日本のさまざまな製品に関する規格や標準のこと。各規格には「JIS A 123」といった英数字のコードが割り当てられる。通常のコードは「JIS」とアルファベット一文字と数字が並び、アルファベットは製品の大部門を表す。例えば自動車はD、鉄鋼はGであり、「自動車の3次元座標方式」という規格は「JIS D 0030」となっている。

単三電池と単三電池をはめるところが一致しなければその単三電池は使いものにならない。単三電池というものを広く普及させるためには、単三電池の形や大きさを決める必要がある。製品ごとの形や大きさ、作動する原理や安全性などの規格がなければその製品は普及できない。

また自動車などの製品を製造するにあたっても規格が必要になる。これは部品と部品を組み合わせて大きな製品を作る過程を想像するとわかりやすい。部品と部品をつなぎ合わせるにはその二つが共通の規格のもとに作られている必要があるからだ。

現在、工業製品の規格にはJISとISOの二つがある。JISは日本国内の規格であり、ISOは世界の標準規格である。すべての工業製品はどちらかの規格にしたがって製造されている。

JISの分類

アルファベット 部門
A 土木・建築
B 一般機械
C 電子機器・電気機械
D 自動車
E 鉄道
F 船舶
G 鉄鋼
H 非鉄金属
K 化学
L 繊維
M 鉱山
P パルプ・紙
Q 管理システム
R 窯業
S 日用品
T 医療安全用具
W 航空
X 情報処理
Z その他

アルファベットの一部(IやJなど)は制定されていない。

参考:JISの分類