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連載 メディアと広告のニヒリズム

分断するメディアとインターネットのユーザー:ライトノベル、キズナアイ、TikTokに思うこと

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トランプ大統領と Facebook は分断された世界を象徴しているが、メディアとインターネットはすでにユーザーをさまざまな形で分断している。今回はライトノベル、キズナアイ、TikTok といった例をあげて、少しずつ形作られているディストピアを考える。これらを好んでいる人はこれ以上読まないでほしい。

メディアの種類

メディアは 5 つの種類がある。

  1. 教育
  2. 報道
  3. 権威主義的批判
  4. 大衆迎合的批判
  5. 腐敗

上に行くほど無機的・参照的になり、信頼性が向上する。新聞は報道と権威主義的批判を兼ねているが、AP 通信などは報道に特化して逆ピラミッド型の文章を書く。クラシック音楽の好きな人は厳格さと高い格調を重んじ、無意識で腐敗したメディアを避ける。

腐敗は悪いものか? それは場合による。言えることは、腐敗は自律的に進化して、それ以外のメディアを変えるということだ。

腐敗したメディア

腐敗したメディアはいくつかの特徴がある。

多くのライトノベル、キズナアイ、TikTok は上の特徴に当てはまる。メディアが腐敗しているかどうか確かめる架空の方法がある。小さな子どもを陳列棚の前に連れていくことに激しい罪悪感を感じたら、それは腐敗している。あなたが正常な感性を持っていたら、腐敗したメディアの共通点はすぐにわかるはずだ。

ライトノベル

部屋に引きこもってものぐさな生活を送る人間はしばしば日本で主人公になる。ある日奇跡が起きて、才能のない者が特別な力を持つというアイデアは、努力を肯定しない視聴者に愛される。

幼い顔立ちの女性キャラクターが登場したら、妄想の世界が完成すると作者は考えたかもしれない。その考え方は商業的に悪くないが、クリーンな公共性はほとんどない。

キズナアイ

幼稚さと過剰なファッションのミックスは典型的な腐敗である。それぞれは危険でないのに、混ぜると爆発する物質があるように、一緒にすると嘔吐感を催すような表現がある。

表現の自由は、表現する場所に束縛された公の概念だ。公共の電波にのせることに反対しない人は、根本的に無関心か、すでに倒錯している。倒錯していないことの証明は簡単にチェックできる。あなたの子どもにそれを躊躇なく見せられるか?

TikTok

サービスは Vine と似ているが、音楽の要素が入っている。中国と日本の若者に人気で、多くの未成年者がナンセンスなリズムを楽しんでいるようだ。

胃と心臓がひっくり返るような嫌悪感を抑えながらアプリを見ていると、このアプリは 2018 年以降のディストピアを象徴しているように感じる。

20 歳に達しないユーザーがナンセンスなリズムで踊る。ユニークなリズムで口パクし踊った人たちは、数年後に自分のパフォーマンスを見て何も思わないだろうか?

スマートフォンから子どもを離す努力が求められる世界で、子どもをデジタルに引きこみ、文脈のないナンセンスを追求させるという仕組みは、究極の虚無感が漂う。世界はディストピアに一歩近づいた。

ユーザーはより分断する

無気力でネガティブな少年が異世界に移動して、幼い顔立ちの女性キャラクターと一緒に世界を救うという話に共感する人もいれば、そうでない人もいる。おそらく行き来はない。TikTok も同様だ。

幼児性、倒錯、ナンセンスといった表現はだいたいの文化で一部に紛れこんでいる。しかし行き過ぎると共感と嫌悪感の間に分厚い壁ができる。共感する人は自分たちの世界に閉じこもって、自分もクリエイターの一人だと錯覚するくらいに陶酔する。

ユーザーはより分断する。日本の場合は政治的でなく文化的に解体する。この運動は自律的で、一人ひとりが率先して自分の庭に柵を立てている。EU の投資で建てられた建造物に囲まれながら、自分たちは EU にひどい仕打ちを受けていると考えた Brexit 賛成者と同じように、自ら孤独を選んでいる。

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