電子殻とs軌道、p軌道、d軌道

原子は原子核の周りにランダムに配置されるわけではなく、K殻、L殻といった電子殻に規則正しく配置される。電子殻は内側から外側に向かってK、L、M、N、O、P殻とある。

例えば水素原子は1個の電子をもっているが、この電子は一番内側のK殻に入る。

それぞれの電子殻に入る電子の数の限界は決まっている。

K殻 2個 L殻 8個 M殻 18個 …

例えば原子番号2のヘリウムは2個の電子がK殻にちょうどおさまる。次の原子番号3のリチウムは3個の電子にうち、まず2個の電子がK殻に入り、残りの1個がL殻に入る。

リチウム K殻 2個 L殻 1個

s軌道、p軌道

例えば原子番号9フッ素の9個の電子は

K殻 2個 L殻 7個

となるが、L殻はさらにs軌道とp軌道の電子殻(正確には電子殻と言わないが、ここでは電子殻ということにする)に分かれる。

L殻のs軌道は2個、p軌道は6個まで入る。電子は最初にsに入り、残りがpに入るという性質をもっているため、フッ素のL殻にある7個の電子は

s軌道 2個 p軌道 5個

と入る。

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