環境問題まとめ(地球温暖化、オゾン層破壊、砂漠化など)

問題 原因
オゾン層破壊 フロンガス
砂漠化 気候変動
過剰耕作
酸性雨 硫黄酸化物
窒素酸化物
ダイオキシン 塩化ビニル
地球温暖化 二酸化炭素

オゾン層破壊

冷蔵庫の冷媒やスプレーの噴射剤などに使われていたフロンガスが、地球の上空にあるオゾン層を破壊する問題。破壊されて生じた「穴」をオゾンホールという。

オゾン層は太陽から降りそそぐ紫外線を吸収する。フロンガスによってオゾンホールができると、そこから紫外線が直接やってくる。紫外線はガンや日焼けの原因にもなり、上空にオゾンホールがある付近は紫外線カットの対策が必要になる。

1985年、オゾン層保護する目的でウィーン条約が署名され、1987年、モントリオール議定書が採択された。2010年、フロンなどの有害物質はすべて廃止された。

砂漠化

砂漠化は気候変動、過剰な耕作と放牧といったさまざまな要因によって生じる。砂漠化によって森林が減ると、間接的に地球温暖化に影響する可能性がある。

1996年、砂漠化対処条約が発行され、先進諸国は砂漠化問題に対応しようとしている。

酸性雨

工場などが排出する硫黄酸化物や窒素酸化物が上空の雲と混じり、酸性の雨が降ること。看板や彫刻といった人工的なものは長年の酸性雨で錆びたり削れたりする。湖沼や森林は深刻なダメージを受け、生態系のバランスが崩れる。

ダイオキシン

プラスチックなどの塩化ビニル系の物質を焼いたときに発生するダイオキシンは、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)としてガンや奇形児出生の原因になる。

ダイオキシンなどの物質は土壌(または河川)に侵入すると、生態系の食物連鎖によって濃度が濃くなっていく。最初は土壌に薄く広がっていても、土壌に住むさまざまな動植物がダイオキシンを吸収し、さらにその動植物をより強い動植物が食べるといった連鎖がくりかえされることで、ダイオキシンは少しずつ集まる。

人は食物連鎖の頂点にいるため、結果として高濃度のダイオキシンを含むものを食べることになる。

地球温暖化

車や工場などが排出する二酸化炭素などの物質は温室効果を持つ。温室効果とは、熱を閉じこめる性質のこと。

地上は太陽から熱を受けとり、また宇宙に向かって放出するが、大量の二酸化炭素によって熱の一部は閉じこめられる。二酸化炭素の増加によって気温と水温が上昇すると、気候が異常になるだけでなく、南極の氷が溶けて海面が上昇し、海抜の低い島などが消えるおそれがある。

1992年、地球サミットで気候変動枠組み条約が署名され、1997年、京都で地球温暖化防止京都会議(COP3)が開催された。この会議で二酸化炭素を排出を規制した京都議定書が採択された。

京都議定書においてクリーン開発メカニズムや排出権取引といったルールが制定された。

宇宙船地球号

宇宙船地球号とはアメリカのボールディングらが地球の有限性を表した言葉のこと。現在オゾン層破壊などの環境問題が人類の社会や経済に深刻な影響を与えている。また石油や石炭などのエネルギー資源も将来的に枯渇するかもしれない。この言葉は暗に、経済と文明は絶え間なく無限に発展しているように見えるが、実は地球のエネルギーや環境は有限であり、それは自覚しないことは人間にとってとても危険であると主張する。

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