ヘレニズム期の哲学者エピクロス(高校倫理、高校世界史)

倫理と世界史で習うエピクロスは

  • ヘレニズム期の哲学者
  • 快楽主義
  • 隠れて生きる
  • アタラクシア
  • 原子論者

がポイントになる。まずエピクロスはデモクリトスが唱えた原子論から強い影響を受けている。高校によっては扱わない事項になるが、これは前提に考えるとエピクロスという哲学者の思想の全体が見えるようになる。

原子論においてすべての存在は原子の集まりにすぎない。したがって滅びると原子という小さいものに分解してしまう。死ぬとは、原子に分解するということだ。

そして死して原子に分解すると、人間はもはや人間でなくなる。人間とは原子の総体であって、総体でないものはもはや人間でない。

したがって死についておそれることはないとエピクロスは考えた。

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快楽主義

エピクロスは同時期に発生したストア派(ゼノンを創始者とする哲学上の系譜)とある意味で対になる考えをもっている。それが快楽主義である。

ストア派は禁欲主義であり、感情ではなく理性にしたがって生きることを善とする。一方のエピクロス、そしてエピクロス派は苦痛を避けて生きることを善とする。

しかしエピクロスは肉体的快楽の追求を善としているわけではなく、あくまでも精神的幸福を善とする。

アタラクシア

エピクロスとエピクロス派は、苦痛のない平安な状態(アタラクシア)を手に入れることが重要であると考えた。

これを現実にするにあたって、争いの耐えない人間社会から遠ざかることを良しとした。これは「隠れて生きる」という言葉に表される。

管理人の見解

ここからは管理人の見解になります。

教科書や参考書にしばしば記載されるエピクロス=快楽主義という文言、快楽主義という文言はなにか別の言葉に変えたほうがいいと考えられます。

エピクロスは現代の私たちが快楽主義という言葉から聞いて想像するイメージとはまったく違う、淡白で質素な精神的平和の追求を理想としています。

快楽主義はしばしば金銭的、物欲的、肉体的な快楽の追求を言葉のイメージとしてもっていますが、エピクロスの禁欲主義はむしろそれらを否定し、精神的な安寧を強調しているのです。

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