江戸時代の儒学と民衆の思想|高校倫理対策問題

問題

江戸時代の思想家とその著作物の組み合わせとして正しいものを次の①~④のうちから一つ選びなさい。

① 安藤昌益『都鄙問答』
② 荻生徂徠『弁道』
③ 山鹿素行『自然真営道』
④ 雨森芳洲『童子問』

解答

② 正解
① 安藤昌益は『自然真営道』。
③ 山鹿素行は『聖教要録』。
④ 『童子問』は伊藤仁斎。

問題

江戸時代の思想の記述として適切でないものを次の①~④のうちから一つ選びなさい。

① 藤原惺窩は林羅山を徳川家康に推挙し、林羅山は上下定分の理の思想によって江戸幕府の政治に貢献した。
② 二宮尊徳は、人間は天地と周囲の人の支えによって生きていると考え、安藤昌益は、人間は自ら耕し自給自足の生活を送るべきと考えた。
③ 伊藤仁斎は古文辞学を提唱し『論語』を重視し、荻生徂徠は古義学を提唱し『六経』を重視した。
④ 中江藤樹と熊沢蕃山は陽明学、山崎闇斎と木下順庵は朱子学の学派に属する。

解答

③ 正解

記述の一部が逆である。伊藤仁斎は古義学を提唱し『論語』を重視し、荻生徂徠は古文辞学を提唱し『六経』を重視した。

問題

次の文章は江戸時代の古学についての記述である。空欄に当てはまる言葉の組み合わせとして正しいものを次の①~④のうちから一つ選びなさい。

伊藤仁斎は孔子の思想にある仁を重んじたが、同時に( A )も重んじて「( A )なければ仁、仁にあらず」と説いた。一方、荻生徂徠は孔子以前の中国思想を重んじ、本来の儒学は( B )のためにあると説いた。

① A 誠 B 経世済民
② A 誠 B 格物致知
③ A 礼 B 経世済民
④ A 礼 B 格物致知

解答

① 正解

伊藤仁斎は誠を重んじ、誠は仁に必要と考えた。荻生徂徠は経世済民のための儒学を唱えた。格物致知は儒学、特に朱子学の考えで、真理を追求するという意味の言葉。経世済民は民のために世を治めること。

問題

二宮尊徳が論じた人間の営みに関する記述として適切でないものを次の①~④のうちから一つ選びなさい。

① 人間は自分の経済力に合った生活をするべきだ。
② 人間は余分の経済力を人に与えるべきだ。
③ 人間は勤勉と倹約に励むべきだ。
④ 人間は作為を捨てて真心にしたがうべきだ。

解答

④ 正解

作為を捨てて真心にしたがうべきと説いたのは本居宣長。高校倫理において「真心」はほとんどの場合、本居宣長の思想をさす。

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