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[中学受験Q&A]小学二年生になる子どもは塾に通わせるべきか?

塾は基本的に小学4年生から通わせます。一部の大手塾は小学2年生からも開講していますが、この時点ではまだ通っている子の絶対数が少ないため、無理して通う必要はありません。

ただし算数は早期教育が必要になってくるので、家族でどう教えればいいかわからない、また家族で教えている時間がとれないという場合は専門の家庭教師をつけるなどの準備がどうしても必要です。

中学受験は遅くても四年生から大手塾に通う
中学受験と高校受験のどちらがいいか?

算数の習慣は気をつけてください。例えば計算ミスは年を重ねると頑固な癖になるので、小学二年生くらいに正確に計算させる癖をつけさせてください。計算が速かったら中学受験で暗記すべき計算にある計算を暗記させてください。

また、遊ぶ時間を管理してください。「毎日何時間以上勉強しなさい」でなく「毎日の遊ぶ時間は二時間まで」というふうに、遊びのほうをコントロールします。子どもは「やれ」といわれるとやりません。命令されて勉強してもあまり身につかないでしょう。それとなく勉強するように誘導することがポイント。

塾は大手塾にする

中学受験はなるべく大手の塾に通うといいですね。メリットはこんな感じ。

  • トップ校ではそれぞれの中学校に合わせた対策授業がある(筑駒対策講座など)
  • 全国1万人以上の受験者数がいる本格的なテストを毎週(毎月)受けられる
  • それぞれの科目に深く精通した熟練の先生から指導を受けられる
  • クラスが成績別に分けられることで競争意識が芽生える
  • 他の受験生とコミュニケーションをとることでモチベーションを上げられる

特に塾という環境の影響力が最大のメリット。

サピックスや日能研では成績順にクラスが分けられており、人数の多い校舎では5つくらいの段階があります。成績が悪くなると容赦なくクラスを落とされていくため、受験生は毎月のように行われるクラス分けにハラハラドキドキするわけです。受験生にとってこれが大きなプレッシャーになり、逆にモチベーションになります。

また、モチベーションの高い他の受験生と一緒に勉強できるため、友だちに負けないようにと勉強をいつも勉強するようになります。大手であればあるほどモチベーションの高い受験生が集まる傾向にあります。

ご家庭様から「一対二は個別指導って言わない(怒)」と相談されました

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