特性論(アイゼンクとビッグファイブモデル)
外向的か内向的かといった特性をいくつか組みあわせて性格(パーソナリティ)を分析することを特性論という。高校倫理ではアイゼンクという学者とビッグファイブという考えについて軽くふれる。
アイゼンク
アイゼンクはイギリスの心理学者で、向性と神経症的傾向がパーソナリティの基本的特性と考えた。
向性 … 外向的か内向的か
神経症的傾向 … 安定か不安定か
ビッグファイブ
いくつかの特性の組みあわせでパーソナリティがある程度わかるという考えから、現代では5因子モデル(ビッグファイブモデル)がよく知られるようになった。
特性 | 内容 |
---|---|
外向性 (Extraversion) | 外向的か |
神経症的傾向 (Neuroticism) | 不安か |
開放性 (Openness) | 創造的か |
協調性 (Agreeableness) | 協調的か |
誠実性 (Conscientiousness) | 良心的か |
人間と自己形成
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