フルクトース(果糖)の構造と還元性

フルクトース(C6H12O6)は単糖類の一つで、果糖ともいわれる。水によく溶けて、果実によく含まれる。

フルクトースはグルコースと同じく還元性をもつ。

フルクトースの構造

フルクトースは環状と鎖状の構造をとる。環状フルクトースはさらに六員環式βフルクトースと五員環式βフルクトースにわけられる。

・βフルクトース(六員環)
・βフルクトース(五員環)
・鎖状フルクトース

グルコースと違ってαはなく、βフルクトースが二種類ある。

六員環式βフルクトースと鎖状フルクトース、鎖状フルクトースと五員環式βフルクトースは互いに自由に変形しあっている。

βフルクトース、鎖状フルクトース

βフルクトース(六員環)

高分子17

βフルクトース(五員環)

高分子18

鎖状フルクトース

高分子19

鎖状フルクトースはケトン基がある。高校化学ではケトン基は還元性を示さないと習うが、フルクトースは還元性をしめす。それはケトン基のあとにCH2OHがついているため。

フルクトースの性質

フルクトースは糖(単糖類、二糖類)で最も甘い。分子量はグルコースと同じく180。

広告