GDP(国内総生産)とGNP(国民総生産)の定義と違い

GDP(国内総生産)は、ある国の1年間の国内総生産額から中間生産物の額を引いたもの。「国内」の生産額であり、日本人が国外で生産した額は含まれない。しかし外国人が日本国内で生産した額はGDPに含まれる。

GNP(国民総生産)は、ある国の国民が1年間に生産した額のこと。外国人が日本で生産した額はGNPに含まれないが、日本人が外国で生産した額はGNPに含まれる。

GDPとGNPの違い

すべての生産額は次の三つがある。

  1. 日本人が日本国内で生産した額
  2. 外国人が日本国内で生産した額
  3. 日本人が外国で生産した額

するとGDPとGNPはそれぞれ

GDP = 1 + 2
GNP = 1 + 3

となる。

中間生産物

GDPの定義で出てきた「中間生産物」とは、会社が会社に売る製品のこと。

例えば、ある国の経済がA社とB社と消費者しかいない場合を考える。

A社がB社から8億円で鉄を買って、加工し、10億円で自動車を消費者に売る場合、最終的な生産額は10億円である。製造の中間で出てきた8億円の鉄は、最終生産物の10億円に含まれる価値である。この8億円に相当する部分を中間生産物という。

売上の合計は

10億 + 8億 = 18億

だが、中間生産物の8億円を引いて

18億 - 8億 = 10億

10億円がGDPになる。

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