ハロゲンの酸化力 ハロゲンと水の反応から強い順を理解しよう

ハロゲンの酸化力の強い順

F2 > Cl2 > Br2 > I2

「ハロゲンの酸化力」とは「ハロゲン単体の酸化力」であり、フッ素の酸化力が最も強い。周期表では下にいけばいくほど弱いことがわかる。

ハロゲン単体の酸化力は水との反応でわかる。フッ素と塩素は酸化力が非常に強いため、水と反応する。しかしヨウ素は酸化力が弱いため、水とほとんど反応しない。つまり水に溶けない。

※臭素はもともと液体なので除外。

ハロゲンと水の反応(大学受験生は必ず覚えよう)

2F2 + 2H2O → 4HF + O2 Cl2 + H2O → HCl + HClO

HCl  塩化水素 HClO 次亜塩素酸

フッ素は酸素を発生させるが、塩素は塩化水素と次亜塩素酸を発生させる。この違いはフッ素と塩素の酸化力の違いから生じる。なお次亜塩素酸は非常に強力な酸化剤であり、漂白剤として使われている。

「酸化力の大小」と「単体と塩の反応」の関係

2KI + Cl2 → 2KCl + I2

この反応式は塩素が還元されて、ヨウ素が酸化されている。したがって酸化力の強さはCl2 > I2とわかる。このように単体と塩の反応から酸化力の大小がわかる。これは入試でよく出題される。

酸化力の大小 単体と塩の反応
Br2 > I2 2KI + Br2 → 2KBr + I2
Cl2 > Br2 2KBr + Cl2 → 2KCl + Br2

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