高校日本史 明治時代

明治時代の基本 ★

1868年から明治時代に入る。明治時代は日本史で最も複雑で覚えることが多いため、以下のように分類して理解しよう

・明治初期の国内政策 ・明治初期の国外政策 ・日清日露戦争 ・自由民権運動 ・明治時代の文化

まず政治と戦争の流れを自由民権運動と明治文化から切り離そう。また政治と戦争は日清戦争前と後で大きく異なるので、まず日清戦争前の国内外の政策を理解し、次に日清戦争と日露戦争の過程と結果を理解する。

明治初期の国内政策

・五箇条の御誓文 … 新政府の国策を示す ・一世一元の制 … 天皇在位中に元号を変えない ・四民平等 … 藩主と公家を華族、藩士と旧幕臣を士族、それ以外を平民とした ・廃藩置県 … それまでの藩を廃止して、県にする ・地租改正 … 地券を発行して地主の土地所有を認め、税を米から貨幣にする ・富国強兵 … 徴兵制をとる ・殖産興業 … 富岡製糸場

明治初期の政策のキーは廃藩置県と地租改正である。廃藩置県によって新政府は不安定だった国内を統一し、地租改正によって税収(財源)を確保した。まずはこの二つを理解することが基本になる。

明治初期の国外政策

・日清修好条規 … 領事裁判権を認め合う ・日朝修好条規 … 征韓論と一緒に理解 ・琉球処分 … 琉球を沖縄とした

国外政策のキーは征韓論と日朝修好条規。西郷隆盛と板垣退助は征韓論(当時鎖国していた朝鮮を開国させようとする主張)を唱えていたが、大久保利通は反対していた。1875年の江華島事件(日本軍が朝鮮を威嚇した事件)を契機に、日本は朝鮮と日朝修好条規を結んだ。

日清戦争

・壬午軍乱 ・甲申事変 ・天津条約 ・甲午農民戦争 ・遼東半島の占領 ・下関条約 ・三国干渉

日清戦争は甲午農民戦争をきっかけとする。