「ご健勝」の使い方と例文:手紙やメールを長くするお決まりの文言集

「ご健勝」は相手の健康を願うという言葉で、手紙やメールで使います。「ご多幸」と同じでお決まりのテンプレートがあるので、有名どころはワードやメモ帳に保存するといいですね。

「ご健勝」の意味

ご健勝(ごけんしょう)は「健康である」という意味です。そのままで「祈る」という意味はないため、「ご健勝をお祈りします」などと使います。また「健勝」をそのまま使うことはほとんどなく、決まって「ご」をつけます。

以下に挙げるように「ご健勝」は様々な言い方があります。しかし「ご」を抜くことはありません。

ご健勝の例文

冒頭で「ご健勝」を使う

  • ご健勝のことと存じます
  • ご健勝のことと存じ申し上げます
  • ご健勝のこととお慶び申し上げます
  • 時下ますますご健勝のことと存じます
  • ◯◯様におかれましては、ご健勝のことと存じます

「ご健勝のことと存じます」は「ご健勝」の有名なテンプレートです。「時下ますます」がなくても、「ご健勝のことと存じます」だけで十分。

最後の「おかれましては」という表現はかなり堅苦しく、三十代までの若年者はむしろ使わないほうがいいかもしれない。若者が使うとかえってわざとらしくなります。

締めくくりで「ご健勝」を使う

「祈る」と合わせるパターンが多い。手紙やメールの締めだけでなく、乾杯の言葉としても使います。

  • ご健勝をお祈りします
  • ご健勝をお祈りいたします
  • ご健勝をお祈り申し上げます
  • ご健勝とご活躍をお祈りいたします
  • ◯◯様のご健勝をお祈りします
  • ◯◯様のご健勝を心よりお祈りします
  • ◯◯様のご健勝をお祈り申し上げます
  • ◯◯様のご健勝とご活躍をお祈りします

「申し上げる」がつくとしつこいので、前後の文に「申し上げる」があったら、とったほうがいいでしょう。

ポイント

「ご健勝」に限らず、前後の文脈に合わせて「申し上げる」「祈る」といった補助動詞は頻度を考えましょう。手紙の場合、目安として「申し上げる」は(最大でも)五行に一個。メールは全文で一個です。

おすすめは

  • ◯◯様のご健勝を心よりお祈りします

です。「健康でいてくださいね」という言葉は、冒頭より締めで使うべきです。最初にこれを言ってしまうと、その手紙やメールが義務的、事務的に書かれた内容だと相手に伝わるからです。

特に「ご健勝」はそもそもテンプレート化しているので、なおさら締めで使い、「私はあなたの健康を本当に祈っているよ」という気持ちをアピールしましょう。

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