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「他人の不幸は蜜の味」の心理と妬み嫉みの文化に思うこと(バートランド・ラッセルに関するエッセイ)

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私は不幸を感じると決まってバートランド・ラッセルの文を読む。数年前、ラッセル研究者及びラッセル・ファンのためのポータルサイトというサイトを見つけて、いくつかの重要な文献を読んだ。

自意識過剰の不幸を演じている人はラッセル『幸福論』(松下彰良・訳)の妬みに関する文を読むべきだ。

子どもはねたみに敏感であり、ねたみは民主主義の基本である

上述の文献の結論はサブタイトルのとおり。子どもはねたむことが得意であり、わずかな愛の差別にも敏感である。これは多くの人が忘れている重要な事実だが、それ以上に注意するべき点は私たちのほとんどはいまだに子どもであるということだ。

私たちは着飾って洒落た靴を履いているが、中身はペラペラで人を妬むことが大好きである。妬みは愛の欠乏と無視からやってきて、正常な思考を破壊してどこかに消えていく。

バートランド・ラッセルはヘラクレイトスの話と結びつけて、この狂気を民主主義の礎と論じている。愛(キリスト教の愛も含むのか?)はまんべんなく降り注がれるべきであり、その公明正大な姿勢は民主主義の普及に貢献していると。日本人の一部は妬みと嫉みを厳密に使い分けるが、どちらも日本の民主主義に貢献している。

他人の不幸を願うのは、自分が不幸である真実を他人に指摘されているからだ

感情だけが成熟した知性は、流行と悪口に敏感である。他人から受ける注意と叱責は自分のアイデンティティーを壊すが、その指摘を批判するには自分も他人を指摘すればいい。この手っ取り早い思想が「人の不幸は蜜の味」である。

私は「人の不幸は蜜の味」という言葉が非常に嫌いだ。一瞬でも他人の不幸を願うのは、愚かである前に暇であり、生産する喜びを知らないからだ。バートランド・ラッセルの冷たい文章とその翻訳を読むたびに、自分が喜びについて何も知らないことを知る。

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