LaTeXコマンド array|中括弧で式をくくる(場合分けや連立方程式などの書き方)

連立方程式など $2$ つ以上の式を中括弧でくくる場合、LaTeXではarrayというコマンドを使います。

LaTex入力

\[
\left\{
\begin{array}{l}
y=x \\
y=1
\end{array}
\right.
\]

LaTex出力

\[ \left\{ \begin{array}{l} y=x \\ y=1 \end{array} \right. \]

rightの最後に「ドット」がついています。これを消すとどうなるか?

LaTex入力

\[
\left\{
\begin{array}{l}
y=x \\
y=1
\end{array}
\right
\]

LaTex出力

出力されない

エラーが出ます。ドットは忘れないようにつけてください。ドットはleftの後の左中括弧を閉じる役目を担っています。

数式を横にも並べたい場合

LaTex入力

\[
\left\{
\begin{array}{ll}
y=a && (a=1) \\
y=1 && (a=2)
\end{array}
\right.
\]

LaTex出力

\[ \left\{ \begin{array}{ll} y=a && (a=1) \\ y=1 && (a=2) \end{array} \right. \]

ここでarrayの隣の「エル」(左を表す)が $2$ つになっていることに注意。数式を $2$ 列にしたいときは{}の中身を $2$ つにします。ちなみに{}の中身は

l … 左寄せ
c … 中央
r … 右寄せ

に変えられます。

LaTex入力

\[
\left\{
\begin{array}{lr}
y=a && (a=1) \\
y=1 && (a=2)
\end{array}
\right.
\]

LaTex出力

\[ \left\{ \begin{array}{lr} y=a && (a=1) \\ y=1 && (a=2) \end{array} \right. \]

LaTeXではきちんと変えられますが、当ページはMathJaxを使っているため同じように表示されています。

式の一部に上のような中括弧を使いたい場合は下のように書きます。

LaTex入力

\[
y=
\left\{
\begin{array}{lr}
x && (a=1) \\
x^2 && (a=2)
\end{array}
\right.
\]

LaTex出力

\[ y= \left\{ \begin{array}{lr} x && (a=1) \\ x^2 && (a=2) \end{array} \right. \]