LaTeXのカリグラフィーフォントとロゴ

LaTeXでカリグラフィーフォントを出力するにはmathcalというコマンドを使う。MathJaxの場合、(ブラウザなどの環境にもよる?)文字の出力がやや遅くなる(当ページも読みこみがかなり遅いかもしれない)。

LaTeX入力

\[
\mathcal{ABCDE} \\
\mathcal{FGHIJ} \\
\mathcal{KLMNO} \\
\mathcal{PQRST} \\
\mathcal{UVWXYZ}
\]

LaTeX出力

\[ \mathcal{ABCDE} \\ \mathcal{FGHIJ} \\ \mathcal{KLMNO} \\ \mathcal{PQRST} \\ \mathcal{UVWXYZ} \]

なおカリグラフィーフォントはパッケージによって変わる。MathJaxはLaTeXのパッケージを使えないため、デフォルトで用意されているカリグラフィーフォントしか使えない。

カリグラフィーフォントを使っていろいろな文字を書いてみる

LaTeX入力

\[
\mathcal{LATEX} \\
\mathcal{MATH} \\
\mathcal{ENGLISH} \\
\mathcal{OH MY GOD}
\]

LaTeX出力

\[ \mathcal{LATEX} \\ \mathcal{MATH} \\ \mathcal{ENGLISH} \\ \mathcal{OH MY GOD} \]

カリグラフィーフォントの使い道

カリグラフィーは圏論や位相幾何学などで使われる。圏論ではカテゴリーをカリグラフィー、対象を通常のアルファベットの大文字で書く。

圏 $\mathcal{C}$ とは次の性質を満たす対象と射の対である。 ・各対象 $X,\ Y$ に対して射の集合 $\mathrm{Hom}_{\mathcal{C}}(X,\ Y)$ がある。 …

数学では、集合の集合のような概念(正確には圏は集合の集合ではない)をカリグラフィー、集合をアルファベットの大文字、集合の元をアルファベットの小文字で書く。

TeXとLaTeXのロゴ

ロゴはカリグラフィーでなく標準で用意されている。

LaTeX入力

\[
\TeX \\
\LaTeX \\
\mathrm{\TeX} \\
\mathrm{\LaTeX}
\]

LaTeX出力

\[ \TeX \\ \LaTeX \\ \mathrm{\TeX} \\ \mathrm{\LaTeX} \]

面白いことに、単位を出力するコマンドmathrmにロゴを入れると、ロゴがイタリック体でなくなる。