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リチウムの性質(原子番号、周期、族、原子量、分類)と炎色反応

リチウム(Li)は原子番号3、2周期1族に属するアルカリ金属の元素。

項目 内容
原子番号 3
周期 2
1
電子殻 2, 1
原子量 6.9
分類 典型金属
アルカリ金属
炎色反応

常温でやわらかい固体で、融点と沸点が低く、電池などの工業製品に使われる。

リチウムの炎色反応

リチウムの炎色反応は赤。

炎色反応
Source: German Wikipedia, original upload 24. Jan 2005 by Herge

リチウムの反応

リチウムは水と反応するが、ナトリウムなどよりは激しくない。

2Li + 2H2O → 2LiOH + H2

リチウムはイオン化傾向が最も大きく、常温で空気や水と反応します。つまり非常に酸化されやすい。

リチウムと電池

リチウムを使った電池としてリチウム電池やリチウムイオン電池があります。

リチウム電池は他の電池よりも小さく、軽く、寿命が長い。こうした特性からスマートフォンなどの電子機器はリチウム電池を使っています。

リチウムの性質まとめ

  • リチウムは常温でやわらかい固体
  • リチウムの炎色反応は赤
  • リチウムはイオン化傾向が大きい
  • リチウムは常温で空気・水と反応する
  • リチウムは酸化されやすい

リチウムは電池の問題でよく出てきます。酸化還元反応と電池も合わせてチェックしよう。

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