小倉百人一首の和歌と作者一覧|高校古文
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ
天智天皇『後撰和歌集』秋中(三〇二)
春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
持統天皇『新古今和歌集』夏(一七五)
ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは
在原業平朝臣『古今和歌集』秋下(二九四)
このたびはぬさもとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに
菅家『古今和歌集』羇旅(四二〇)
名にしおはば逢坂山のさねかづら人にしられでくるよしもがな
三条右大臣『後撰和歌集』恋三(七〇〇)
嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る
右大将道綱母『拾遺和歌集』恋四(九一二)
小倉百人一首
-
小倉百人一首の和歌と作者一覧|高校古文0413