鎌倉時代の要点、承久の乱と元寇で変わる時代

鎌倉時代のざっくりまとめ ★

鎌倉時代も平安時代のように前期、中期、後期と分けて理解しましょう。

前期 … 源氏3代の政治。 中期 … 北条氏の執権政治。 後期 … 足利尊氏たちによる倒幕。

守護と地頭

初代将軍の源頼朝は全国に守護と地頭を置いて日本全国を支配します。

守護 … 各地方の軍事や警察の役目を担う。 地頭 … 各土地(荘園)から年貢を徴収する。

守護は自分の地方を守る役目を持っています。一方、地頭は荘園を管理して農民たちから年貢を取り立てます。「泣く子と地頭には勝てぬ」という言葉があるように、地頭は人々から恐れられていました。

源氏3代が断えて、承久の乱が起きる

3代将軍源実朝が暗殺された後、征夷大将軍の直系が耐えてしまいます。これがチャンスとばかりに後鳥羽上皇が幕府を倒して権力を朝廷に戻そうと企みます。これが承久の乱です。

しかし後鳥羽上皇は鎌倉幕府に敗北し、以後、幕府は朝廷のある京都すらも勢力におさめます。ここで鎌倉幕府は初めて安定するのです。ただし、鎌倉幕府を支えていたのは源氏ではなく、北条氏でした。

元寇

承久の乱の後、鎌倉幕府は京都を支配に置き、安定した時代が少し続きます。しかし1274年に元という国(モンゴル)から攻められてしまいます。元はナポレオン時代のフランスと並び、世界史で最も領土を拡大した強い国でしたが、日本はこの戦いに勝利します。

元に勝ったものの、この戦争によって日本国内は混乱し、再び不安定になってしまいます。そして承久の乱と同様、朝廷による倒幕運動が始まり、足利尊氏たちの活躍によって鎌倉時代はついに終わります。

鎌倉時代まとめ

源氏の政治 … 不安定な世の中  ↓ (承久の乱)  ↓ 北条氏の執権政治 … 安定した世の中  ↓ (元寇)  ↓ 後醍醐天皇と足利尊氏による倒幕運動 … 不安定な世の中

不安定、安定、不安定という流れを覚えましょう。不安定を安定にした戦いが承久の乱、安定を不安定にした戦いが元寇です。