2020年~2050年の予言(日本と世界の未来)

未来を考えたり、人の予言(妄言)を聞いたりすることはどこかで役立つ。例えば「不動産神話などというものは存在しない。日本はいつまでも移民政策をとらず、人口は減りつづけるだろう。したがって不動産価格は長期的に下落しつづける」と早くから予言していた人は、八十年代後半に土地を買うという致命的な失敗を回避できたかもしれない。

2020 年以降の日本はどのようになっているでしょうか?

社会

  • 知性の格差が広がっている
  • 軽犯罪が増加している
  • 全国のほとんどの地域から人が消えている
  • 人口のほぼすべてが大都市に集中する

文化

  • 英語をまったく話していない
  • アニメとゲームが今以上にスタンダード、自然なものと認識されている
  • 芸能人は四半期か、それより短い期間で入れかわる
  • テレビ局と新聞社は一社も倒産していない
  • 匿名掲示板は今以上に使われている
  • ブログが絶滅危惧種になっている

技術

  • インターネット検索は今以上に使われている
  • スマートフォンからアプリが消えている
  • 人工知能ブームがほぼ消えている
  • 完全自動運転は実現されていない
  • 火星への旅行が普及する

経済

  • 資本家と労働者の資産格差は加速度的に進む
  • 男女の経済格差が加速している
  • 若い人材の海外流出が深刻化する
  • 東京と沖縄を除くすべての土地価格が大幅に下がっている
  • 大企業の一割が倒産し、中小企業の半分が倒産している
  • 市場の中心が小売から流通に変わる

………

ここからは 2030 年以降の日本。

社会

  • 東京でテロ行為が広がっている
  • 凶悪犯罪が増えて、治安が著しく悪くなっている
  • 人口のほぼすべてが東京に集中している
  • ほぼすべての都市で悪臭がする
  • 学歴を重視する 0.1% の少数派と、まったくどうでもいいと考える 99.9% の大多数派に分かれている
  • 国際的に孤立している
  • アジア系の違法移民が増加している

資本家と労働者の差が絶対に埋まらない時代になっている。資本家は今以上に建前を作り、メディア会社を所有する。労働者はサラリーマンになることが当たり前であると考えている。

年金制度と源泉徴収制度は崩壊していない。定職につかない者、一度でも転職した者、新卒採用に失敗した者と、そうでない労働者の間で五倍以上の年収格差が生まれている。

2040 年まで日本が戦争に巻きこまれることはないが、国際的に冷遇されて日米同盟が破棄されている。また右翼が台頭し、テロ行為が頻繁に起きている。市民のほとんどは平和に生きていると感じている。

文化

  • アニメ文化が衰退しきっている
  • テレビ番組のほとんどが健康番組、テレビショッピング、推理ドラマになっている
  • 芸能人という概念が消えている

2030 年まで文化は多様化するが、それ以降は極度に画一的になっていく。ほとんどのドラマは推理ドラマになっている。芸能人という枠が消えて、一般人がテレビに頻繁に登場する。

技術

  • ロケット技術と医療技術が華々しく発達する
  • 人工知能の技術は時代遅れになっている
  • 車の大きさが二極化している
  • コンピューターを眼球に埋めこんでいる
  • スマートフォンやパソコンは絶滅している

2030 年の中頃、眼球にコンピューターを埋めこむサービスが登場し、スマートフォンはすぐに絶滅する。体にコンピューターを入れる技術自体は 2020 年から活発に行われるようになる。

AI ではなくコンピューター化した人間が、従来の人間にとって脅威になる。しかしマトリックスや攻殻機動隊のような世界は永遠に訪れない。2030 年後半から、人間の姿形が非合理的であるという倫理的な議論が活発になる。

経済

  • 資本家どうしの争いと淘汰が極度に進む
  • 100 人ほどの上位資本家が、日本の資本のほぼすべてを所有している
  • 2017 年に上場している会社の半分が倒産している
  • 旧財閥の会社による市場の寡占が進んでいる
  • 労働者の平均年収は現在の発展途上国程度に落ちついている
  • 大阪と名古屋から人がほとんど消えている
  • 沖縄が大阪以上の経済中心地になっている

2030 年中頃、沖縄の県別 GDP が愛知と大阪のそれを抜いて、東京に続く大都市になる。この頃、米軍はすでに完全に撤退している。沖縄の大都市化は日本とアメリカの同盟を破壊し、日本が国際的に孤立するきっかけとなっている。

大阪と愛知(名古屋)は衰退し、土地価格は現在の二割程度になっている。東京の土地価格は現在と同程度の水準に維持されている。

………

ここからは2040 年以降の未来。

社会

  • 日本は大規模な国際戦争に巻きこまれる
  • 労働者は戦争と無縁な世界で平和に生きている

日本は国際戦争に巻きこまれるが、労働者は戦争が起きていることを知らない。

日本とアジアにとって沖縄が最も特殊な土地になり、現在のシンガポールのような位置付けになっている。

文化

  • 極度に快楽主義的な文化が花開く

「腐敗はいいことである」という考えが当たり前になっている。あらゆる腐敗が正当化されて、経済的なサービスにつながっている。すべての労働者は文化に生きて、文化から金を得ようとする。この現象は日本だけで起きている。

技術

  • 資本家の多くがコンピューター化している
  • 不老不死に近い技術が生まれている
  • 火星に別荘と豚小屋が並んでいる

この頃、火星が壮大な実験場になっているが、市民が火星を憧れることはなく、ロケットで旅行するというサービスは破綻する。

2040 年以降は火星の開発と人体のコンピューター化が技術革新の中心になる。

総括

以上はすべてただの妄言です。これを書いている人は

  1. 沖縄
  2. 国際戦争と政治的孤立
  3. 文化の画一化と徹底した快楽主義
  4. 火星
  5. 人間のコンピューター化

の五つが中心となって日本を動かすと考えています。2040 年くらいに、それまでの人間と違う新しい種が、資本家の技術開発から生まれて、最終的に自分の形を自由に変えられる存在となるかもしれない。

火星に旅行するというサービスは生まれない。しかし火星の開発は、産業革命のような大きな変化を作るでしょう。

おしまい。

広告