タンパク質の一次構造から四次構造まで|高校生物
タンパク質は、アミノ酸がペプチド結合によりつながった物質であり、アミノ酸どうしの水素結合やジスルフィド結合などによって複雑な構造をとる。
一次構造
ただのアミノ酸の列を一次構造という。アミノ酸の列がタンパク質固有の形となっていく前に段階の構造。
二次構造
一次構造であるアミノ酸の列が、アミノ酸どうしの水素結合によってらせん状、またはジグザグ型に折りたたまれた構造。二次構造は二つあると考えられている。
αヘリックス構造 らせん状
βシート構造 シート状(ジグザグ型)
三次構造
二次構造であるαヘリックスまたはβシートが一本につながっている立体構造。三次構造まではあくまでも一本の鎖である。これをポリペプチドという。
四次構造
三次構造をとっているポリペプチド(一本のアミノ酸鎖)がいくつか結合したもの。
DNA・タンパク質
-
ATP(アデノシン三リン酸)と高エネルギーリン酸結合06865
-
タンパク質の一次構造から四次構造まで|高校生物031687
-
高校生物DNAの転写(真核生物)01499
-
金属イオンと結合して機能するタンパク質01189
-
テロメア(TTAGGGの塩基配列)とテロメラーゼ01927
-
突然変異とアルキル化剤(高校生物)0800
-
PCR法の原理、最適温度、ウィルスRNAのPCR03169