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Pythonのif文と比較演算子(等しい、大きい、以上など)

前回はxが0より大きいかどうかをチェックするプログラムを作りました。今回はxが0のとき、0でないとき、0以上のとき、0より小さいとき、0未満のときのプログラムを作ります。

例えばxに0という数を入れて、xが0に等しいとき(当たり前ですが…)に「xは0です」という文を表示するプログラムは次のようになります。

x = 0
if x == 0:
    print('xは0です')

結果は

xは0です

となります。前回の問題で少し触れたように、イコールを二つ使って「等しいかどうか」をチェックします。次のプログラムはエラーです。

x = 0
if x = 0:
    print('xは0です')

x=0はxに0を代入することであり、xと0を比較することではありません。

記号 比較 意味
== x == y xとyが等しい
!= x != y xとyは等しくない
> x > y xはyより大きい
>= x >= y xはy以上
< x < y yはxより大きい
<= x <= y yはx以上

以上

「xが0以上のとき」という条件は>=という記号で表します。

x = 0
if x >= 0:
    print('xは0以上です')

否定

「xが0でないとき」という条件はビックリマーク(!)にイコールを続けて表します。

x = 1
if x != 0:
    print('xは0ではありません')

目次(if)

if文の基本
比較演算子
論理演算子
if…else
if…elif

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文法(if・forなど)