Pythonで整数の範囲をリストに入れる(range)
数列はrangeで作ります。例えばrange(4)は0,1,2,3という数列を表します。
入力
a = range(4)
print(a[0])
print(a[1])
print(a[2])
print(a[3])
出力
0
1
2
3
リストと同じように、カッコに番号を入れて要素を取得します。range(4)は4つの要素を持つため、a[4]はありません。
入力
a = range(4)
print(a[4])
出力
Traceback (most recent call last):
File "list_18.py", line 2, in <module>
print(a[4])
IndexError: range object index out of range
最小値と最大値を指定する
入力
a = range(2, 6)
print(a[0])
print(a[1])
print(a[2])
print(a[3])
print(a[4])
出力
2
3
4
5
Traceback (most recent call last):
File "list_18.py", line 6, in <module>
print(a[4])
IndexError: range object index out of range
rangeに二つの引数を指定できます。第一引数はリストの最小値、第二引数は最大値から一つ引いた数です。例えば(2, 6)は2から5までを順に並べた、4つの要素からなる数列です。a[4]は存在しないのでprint(a[4])はインデックスエラーを出します。
リスト化する
ここからは少し複雑な話になるので、Pythonを初めて勉強するという方は飛ばしてください。
実は、rangeはリストではありません。
入力
a = range(6)
print(a)
出力
range(0, 6)
となります。rangeをリストにしたいときは、rangeというオブジェクトをリストにします。
入力
a = range(6)
b = list(a)
print(b)
出力
[0, 1, 2, 3, 4, 5]
等差数列
rangeの第三引数は数列の公差を表します。省略すると公差1となり、連続した数列が出てきます。
入力
x = range(1, 20, 3)
y = list(x)
print(y)
出力
[1, 4, 7, 10, 13, 16, 19]
第二引数で最大値を19にしているため、数列が19で終わっています。
目次(リスト)
リストの基本
リストの長さ
整数のリスト(range)
インデックスから値を取得
マイナスのインデックス
値の存在チェック
値の重複カウント
値の追加
リストの追加
リストの足し算
リストのかけ算
リストの挿入
並び替え(逆順)
並び替え(昇順)
並び替え(降順)
値の削除(remove)
値の削除(pop)
値の削除(del)
リストの総和
Python
リスト・辞書
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