算数の速さの公式と基本(小学生向け)

私は足がおそかったので、 50 m をだいたい 10 秒(びょう)くらいで走っていましたが、私の友だちの一人は 7 秒くらいで走っていました。

私は友だちよりおそかったわけですね。

私 … 10 秒で 50 m → おそい 友 … 7 秒で 50 m → はやい

私のように足がおそい人は、足がおそいことをはずかしく思うことはありません。いくらおそくても、たぶんカメよりは速い。ここで 50 m を 5000 cm になおしてみよう。そうするとカメがどれだけとろい生き物かわかる。

私  … 10 秒で 5000 cm カメ … 1000 秒で 5000 cm

カメは 50 m ( 5000 cm )を 1000 秒くらいで走ります。走るというより、はっているのかな…?

速さの公式

速さ = 道のり ÷ 時間

です。速さは数が大きければ大きいほど「速い」といいます。逆に、小さければ小さいほど「おそい」といいます。

私とカメの速さをもとめてみよう。

私の速さ  = 5000 cm ÷ 10 秒 = 500 cm/秒 カメの速さ = 5000 cm ÷ 1000 秒 = 5 cm/秒

私のほうがカメよりも速いことがわかりました。ここで「cm/秒」は「センチメートル・パー・びょう」または「秒速(びょうそく)センチメートル」と読みます。ななめの線は「パー」と読みますが、これは英語の per からきています。

いろいろな速さ

いろいろな速さをくらべてみました。

カメ … 5 cm/秒 オレ … 500 cm/秒 新幹線 … 8000 cm/秒 飛行機 … 14000 cm/秒

だんだんケタが大きくなる。

ロケット … 800000 cm/秒 地球   … 1000000 cm/秒 水星   … 1700000 cm/秒 銀河   … 60000000 cm/秒 光    … 29979245800 cm/秒

(おとなのひとへ:データは正確ではありません)

星や銀河からくらべたら、カメも私も新幹線も同じ。

この世で一番速いものは光です。では、この世で一番おそいものはなんでしょう? 正解は、動かないもの全部です。動かなければ、速さはゼロです。カメもオレも新幹線も、動かなければ速さはゼロ。

動かないもの … 0 cm/秒

速さを求める問題

問題1

太郎は 400 cm を 8 秒で走ります。太郎の速さはいくらですか?

解答

400 cm ÷ 8 秒 = 50 cm/秒

問題2

うさぎは 500 cm を 25 秒で走ります。このうさぎの速さはいくらですか?

解答

500 cm ÷ 25 秒 = 20 cm/秒

問題3

太郎とうさぎ、どちらが速いですか?

解答

前の問題から

太郎  … 50 cm/秒 うさぎ … 20 cm/秒

とわかった。50 は 20 より大きいので、太郎のほうが速い。

速さとはなにか?

前の問題で出てきたうさぎの速さは 20 cm/秒でした。

じつは、このうさぎは 1 秒で 20 cm 走ります。

1 秒で 20 cm 走るということは、2 秒で 40 cm 走るということです。

このうさぎはこんな感じで走る

1 秒で 20 cm 走る 2 秒で 40 cm 走る 3 秒で 60 cm 走る 4 秒で 80 cm 走る 5 秒で 100 cm 走る 6 秒で 120 cm 走る 7 秒で 140 cm 走る 8 秒で 160 cm 走る 9 秒で 180 cm 走る 10 秒で 200 cm 走る ︙ 25 秒で 500 cm 走る

まとめ

速さとは「1 秒で進むセンチメートル」である。

速さは「道のり÷時間」で求める。