株主資本等変動計算書の基本(当期末純資産と前期末純資産の差を理解する)

株主資本等変動計算書。長い名前ですが、実際の表は貸借対照表のように長くありません。

株主資本変動計算書はその年の初めにあった株主資本とその年の終わりの株主資本の違いを明らかにします。

前期末純資産 + 当期純利益 - 配当金支払額 = 当期末純資産

純資産は当期純利益から配当金支払額を除いた分だけ増加します。

株主資本等変動計算書は一見複雑ですが、見るべき列は一番右側の列、すなわち「純資産合計」の列です。この列だけを見て、次に縦の項目を見ます。当期純利益、未実現有価証券評価損益、非支配持分への配当金支払額など様々ありますが、「当期純利益」と「当社株主への配当金支払額」(各社によって名称は異なり「剰余金の配当」としている会社もある)が大切です。

表の数値を追っかけて上の式が成り立つことを確認してください。

次に新株の発行が空欄になっていない場合を考えます。新株の発行は資本金(と資本剰余金)の増加を意味します。いわゆる増資です。この場合上の式はこうなります。

前期末純資産 + 新株 + 当期純利益 - 配当金支払額 = 当期末純資産

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