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勉強に集中できない時は整理して、音楽を聞いて、簡単な問題だけを解く

勉強に集中したくても集中できない時があります。心は「やらないといけない」と思っても、手と頭が動かない。そんな時にすることは次の三つです。

  • 整理する
  • 音楽を聞く
  • 簡単な問題を解く

整理する

机の上や本棚を整理しましょう。部屋が散らかっている方は「偉い人を部屋に入れても大丈夫」と言えるくらいきれいにしましょう。厳格に整理する必要はありません。物をごちゃごちゃ混ぜてもいいのです。目の前に物が散らかっている状態を避けることが重要です。

チェック・ポイント

  • シャーペンの芯や消しゴムのかすが散らかっていないか
  • 机に本が山積みになっていないか
  • ホコリがたまっていないか

音楽を聞く

自分の好きな音楽を聞いている時、人は音楽の流れに乗って一点に集中できます。音楽に合わせて考える習慣をつけましょう。クラシックがいいと言われていますが、どんな音楽でもかまいません。

集中できない時間は無駄です。音楽を聞いて少しでも勉強する時間を増やしてください。科目ごとに聞く曲やカテゴリーを変えるという工夫もありです。

簡単な問題を解く

人は大きな問題を急に処理できない。「困難は分割する」という言葉があります。これにならって、まずは簡単な問題を解きましょう。

例えばセンター試験の数学を一問目だけ解くとか。国語の模擬試験の漢字だけやるとか。最もハードルが低いものを最初にとりかかり、エンジンがかかってきたら少し難しい問題を解く。

特に国語と数学はこうした習慣を身につけることで勉強の効率が上がります。やる気が出ない、集中できないという気持ちの本質は、難しい問題を考えたくないという拒否感にある。だったら最初から難しい問題を放棄すればいい、ということです。

勉強は難しい問題を解くだけが勉強ではありません。簡単な問題を解くことも大切なステップです。

なぜ勉強は辛いか?勉強が嫌いな理由と、やりたくない時にするべきこと

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