Irohabook
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中学生と高校生は勉強したくないときにどうすればいいか?

高校生の方から「勉強したくないときはどうすればいいですか」という質問を受けました。ここで回答したいと思います。

そもそも勉強したくないときは、体力的にきついか、精神的にきついか、そのどちらでもないが単にやりたくないか、のどれかです。体力がないときは勉強しなくてオッケーです!

精神的にきつくて勉強したくないときは、自分の好きな科目だけを勉強する

例えばいじめを受けたり、先生や親にひどく怒られたりしたら、たぶん多くの人は勉強したくないと思うでしょう。心が萎縮しているときはそもそも集中力が弱っていて、勉強の効率はとても低い。

それでも学生は試験のために勉強しないといけませんね。なので得意な科目だけを勉強しましょう。試験も受験も「不得意な科目をどうやって捨てるか」が重要な戦略なので、勉強が手につかないときはなおさら嫌いな科目につきあう必要はありません。

嫌いな勉強はストレスを生むだけです。そしてストレスのかかる勉強は、結局ほとんど身につかない。

好きな科目に 1 時間かけて 1 だけ成長するなら、嫌いな科目は 5 時間かけてやっと 1 というくらいです。特に精神的につらいときは、効率にもっと差がつくかも。

単に勉強したくないときは、必死に勉強している人の隣に座る

人は環境に影響を受けます。生物はみんなそうですね。「あーだるい。勉強なんかやってらんねー」と思ったら、勉強している人の隣に座るといいでしょう。例えば塾の自習室とか。

私はある塾の自習室をよく利用していました。いつも同じ席に座っている人がいて、速読英単語上級編やビジネスレベルの英語を読んでいました。最初は愚かにも嫉妬して、遠くの席に座っていましたが、ある日彼の隣に座るとこんな感情が生まれました。

「こんなガツガツ勉強している人と受験ではりあうのか、やばいな…」

人は追いつめられたとき、ゆでた大根や生のもやしの状態から抜けるのです。

重要なことは、張りつめた環境、激しい競争のある環境、堕落した人が少ない環境に身をおくこと。「おいおい勉強してなんになるの」とか「東大行っても意味ないっしょ」と言う人を避けて、一生懸命勉強している人と近づいてください。

それでも勉強したくないときはスマートフォンを捨てる

これを読んでいるということは、堕落したくないと思っている証拠です!「堕落したくない、でもどうしても勉強したくない、集中できない!」というあなたには、最終手段としてスマートフォンを捨てることをおすすめします。

スマートフォンを手放すのでなく、実際に捨てるのです。こんなことを言ったら問題かもしれませんね。先生や家族はあまり言わないと思いますが、私は先生でも親でもないので、実体験から悟っていることを説明します。

私は中学受験の前に、家族からポケモンを破壊されました。目の前で壊れるのを見て、今までがんばって育てたカイリューを思いだしましたよ。それから数日はより一層、勉強したくない気分でした。

が、ポケモンがないと他にすることもないので、しぶしぶ勉強するようになります。

私は大学受験のときも同じ方法を使いました。ゲームや娯楽をまるごと捨てる。実際にごみ袋につめて、ある朝ゴミ捨て場に持っていくのです。

なので、あなたも自分を堕落させているものと決別するために、スマートフォンをごみ袋につめて捨てるといいかもしれません。

ここで何回も言っていますが、スマートフォンは学生を不合格の道に誘導する悪魔の道具です。勉強したくないのは、スマートフォンに依存しているからです。たぶん。夜枕もとにスマートフォンを置いていませんか? もし置いていたら、それはスマートフォンに魂を奪われている証拠です。

これが東大受験だったら、スマートフォンを持っている人はその時点で致命的。私が今受験生だったら Apple のiPhone は絶対に使わないですね。大昔のフューチャーフォンです。YouTube はパソコンで見てください。スマートフォンで見る癖は非常にまずい。

おしまい

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