硫黄の原子量・性質・製法・反応・化合物

性質

性質 内容
原子番号 8
周期表 2周期16族
原子量 32.07
常温状態(※) 固体(黄色、褐色)
元素区分 典型非金属

硫黄の単体(同素体)

種類 性質
斜方硫黄(S8 最も安定した状態。環状構造。黄色の塊状固体。
単斜硫黄(S8 不安定した状態。環状構造。黄色の針状固体。
ゴム状硫黄(Sn、nは任意) 鎖状構造。褐色のゴム状固体。

製法・反応

反応 化学反応式
チオ硫酸イオンに酸を加える S2O32- + 2H+ → SO2 + H2O + S
二酸化硫黄の酸化 2SO2 + O2 → SO3
三酸化硫黄を濃硫酸に吸収させる(※) SO3 + H2O → H2SO4
銅に濃硫酸を加える Cu + 2H2SO4 → CuSO4 + 2H2O + SO2
亜硫酸水素ナトリウムに希硫酸を加える NaHSO3 + H2SO4 → NaHSO4 + H2O + SO2
ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液に二酸化硫黄を加える I2 + SO2 + 2H2O → H2SO4 + 2HI
二酸化硫黄水溶液に硫化水素を加える SO2 + 2H2S → 2H2O + 3S
硫化鉄に希硫酸を加える FeS + H2SO4 → FeSO4 + H2S

化合物

名称 分子式 性質
硫酸 H2SO4 強酸。濃硫酸は吸湿作用と脱水作用があり、気体の乾燥剤として使われる。濃硫酸を希釈する時は大量の水に濃硫酸を加える。
二酸化硫黄 SO2 酸性酸化物の無色刺激臭の気体。酸化剤でもあり還元剤でもある。二酸化硫黄の酸化作用と還元作用は入試によく出る。銅に濃硫酸を加えて二酸化硫黄を得る反応式は非常に重要。高校化学で最も頻出の物質。
三酸化硫黄 SO3 酸性酸化物で無水硫酸とも呼ばれる。濃硫酸に吸収させると発煙硫酸が生じる。二酸化硫黄を酸化バナジウム(V2O5)触媒で酸化して得られる。
硫化水素 H2S 強力な還元剤で、ある種の金属イオンと反応して沈殿物を得る。

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