ビニロンの作り方:付加重合→けん化→アセタール化

ビニロンは酢酸ビニルを付加重合し、けん化し、アセタール化してできる。

酢酸ビニル ↓(付加重合) ポリ酢酸ビニル ↓(けん化) ポリビニルアルコール ↓(アセタール化) ビニロン

高分子8

高分子9

酢酸ビニルをポリ酢酸ビニルにする過程はポリエチレンなどと同じ付加重合。

ポリ酢酸ビニルをけん化するとポリビニルアルコールになる。けん化は油脂で出てきたけん化と同じで、水酸化ナトリウムと反応させてCOCH3をHに変える反応(酢酸をのぞくイメージ)。

最後にポリビニルアルコールとホルムアルデヒド(HCHO)を反応させてビニロンができる。ホルムアルデヒドと反応させて構造を変えることをアセタール化という。この反応のくわしい原理は大学レベルだが、一部の難関大学はこれを題材にした問題をまれに出題する。少し注意がいるかもしれない。

ビニロンの性質

  • じょうぶ
  • 綿に似ている

ポリビニルアルコールとビニルアルコール

ポリビニルアルコールはビニルアルコールがつながったものだが、ビニルアルコールから直接つくることは困難であり、一般的にポリ酢酸ビニルをけん化してつくる。

ビニルアルコールはそもそも不安定であり、すぐにアセトアルデヒドになってしまう。

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