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遣り過ごす(やりすごす)の意味、例文、使い方

[動]やりすごす

  1. 放置する。
  2. やり過ぎる。

例文

  • 具合が良くならないので、電車をやり過した。
  • 国際社会はその国の横暴な政治をやり過ごした。
  • 試験勉強をまったくしない子どもたちを、先生たちは黙ってやり過ごしていた。
  • 彼は離婚をきっかけに酒をやりすごすようになった。
  • 人は怠け癖がつくと、徹底して怠惰を遣り過すようになる。

説明

「遣り過す」は「電車を遣り過す」「雨を遣り過す」といった文でよく使われる。相手を放置する、相手のしたいようにさせておく、見て見ぬふりをする、といった意味を持つ。

電車の場合、やってきた電車に乗らない、先に行かせるという意味になる。雨の場合は、雨が止むのを待つという意味になる。

電車をやり過ごす

電車を放置する

電車に乗らない or 次の電車を待つ

雨をやり過ごす

雨を放置する

雨が止むのを待つ

二番目の「やり過ぎる」という意味ではあまり使われない。

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