英語では単語の前に a または an を書くことがある。
This is a pen. これはペンである。
This is an apple. これはリンゴである。
a と an は「一つ」という意味を持っている。
つまり一つ目の文は「これは一本のペンである」、二つ目の文は「これは一個のリンゴである」となる。本来は「これは一本のペンである」と訳すべきだが、「これはペンである」と訳してもかまわない。
That is a book. あれは一冊の本だ。(あれは本だ。)
That is an egg. あれは一個の卵だ。(あれは卵だ。)
なぜ pen は a で、apple と egg は an か? これは以下のルールにもとづく。
・基本的には a をつける ・最初の文字が a i u e o の場合は a でなく an をつける
apple は「a」で始まっている。同様に egg は「e」から始まっている。そのため apple も egg も a でなく an をつける。
この a i u e o をアルファベットの母音という。他の b c d f g … をアルファベットの子音という。
母音の a i u e o はちょうど「あいうえお」に対応しているから覚えやすい。子音は母音以外のすべてのアルファベットである。
This is an umbrella. これは傘だ。
This is a ball. これはボールだ。
That is an onion. あれは玉ねぎだ。