Irohabook
連載 メディアと広告のニヒリズム

「クリスマスが寂しい…」クリぼっちにおすすめの過ごし方:クリスマス商戦にかける小売・外食とメディアの思惑を理解しよう

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クリスマスに一人ぼっちでつらい…という学生、受験生、社会人はたくさんいると思います。最近はクリスマスに一人ぼっちの人を「クリぼっち」というそうですが、今回は「クリスマスが寂しい」「クリスマスの過ごし方を知りたい」という方に向けたエッセイです。

クリスマスが寂しい人に想像してほしいこと

クリスマスは恋人どうしが一緒にいる日なので、一人ぼっちで寂しいと思うのは当然です。「別にクリスマスなんてどうでもいいから!」と強がっても悲しくなるだけ…。

ただ、世の中にはもっとかわいそうな人がいます。それは私です。

クリスマスの少し前から翌年の始めにかけて、メディアはとても忙しくなります。おそらく一年で最も忙しい時期。デパートも小売もクリスマスのケーキを売ろうと必死ですよね。あれと一緒で、メディアは年末年始がピーク。Amazon も年末に売上を伸ばすそうです。

みんなが年末年始の休暇に入りつつあるのに、栄養ドリンクを飲みながら仕事をしている人、つまり私のような人は「クリぼっち」よりも哀れかもしれない。

私も毎年「なんで自分だけ仕事をしているのか…」と思いながらクリスマスを過ごしています。なので「クリスマスは一人ぼっち…」という人は、これを書いている私を脳裏に浮かべると、ゆとりが回復するかもしれない。

クリぼっちのクリスマスの過ごし方

もしあなたが暇な学生だったら、サンタクロースのアルバイトをおすすめします。もし働きたくないなら、一日中家にこもって、ゲームをするなりネットフリックスを見るなりすればいいでしょう。

トレーニングをするとか、一人で高級ホテルに泊まるとか、そういうのはダメ。クリスマスは高級な場所に行きたいと思う人がたくさんいるけど、それは二人だから楽しいのであって、一人でそんなところに行っても金の無駄。

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テーマパークや遊園地に出かけたり、温泉や山登りといった旅行ももちろんダメ。本来複数人でやるところを一人でやるというのは単なる強がりであって、すぐにむなしくなるだけ。

一番まずいディナーは一人で食べるディナーで、どんな和牛焼肉も一人で食べたらまずくなります。特にクリスマスのような日は。なので、クリスマスは外でなく自宅で食べるといいでしょう。

クリスマス商戦にかける小売と外食の思惑に引っかからないようにする

クリスマスは早寝するといいでしょう。なるべく静かに過ごして、派手なことは避けたほうがいい。パーティーに行く、高級なディナーを楽しむ、といった遊びはむなしさを残すだけ。

どうしてこんなことを言っているかというと、メディアの運営側として経済の裏側をみなさんに理解してほしいからです。私は高級ホテルから広告をもらっているわけじゃないから正直に言うけど、クリスマスは小売やメディアにとって最重要のイベントなので、冷酷なメディアはみなさんがお金を使うように誘導します。

「今どきクリぼっちは一人で高級ディナーを楽しむ」といった滑稽な記事がありますよね。クリスマスにお金を使ってほしいからそういう記事を流すのです。この記事を読んでいる方には、小売や外食の思惑をよく理解してほしいですね。

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そういう点から社会を冷静を見ていると、クリぼっちという概念もその寂しさもマーケティングどおりの気がして、なんとなく気が晴れるのではないでしょうか。

そのためにはクリスマスソングを聞かないようにする

たいていの業界はお金を使わせるために音楽を鳴らします。音楽というのは絶大な影響力があって、「ギャンブラーの数学ー運をうまく使いこなすにはどうしたらよいか?」などでも書かれているとおり、人の金銭感覚をおかしくさせる方法の一つは、何度も特徴的な音を流すこと。

あるフライドチキンの店もクリスマスになるとなぜか同じ曲を流します。デパートのファッション売り場もクリスマスソングをかけます。私たちは毎年この曲を聞いて、その曲と消費行動をつなげています。

消費はむなしさや孤独をやわらげるので、クリぼっちで寂しい…という方は消費する傾向にあるでしょう。なので、お金を使いたくない方はクリスマスソングを聞かないようにしてくださいね。

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