米国長期国債(TLT)を5%で損切りしました〜損切りするときの理想的な精神状態を解説
タイトルの通りですが、つい最近TLT(iShares 20 Plus Year Treasury Bond ETF)を5%で損切りしました。これはアメリカ長期国債を投資信託にしたものですが、最近はダラダラ下がって明らかにパフォーマンスが悪くなっていました。
長期国債よりも株式のほうが利益が出ます。世界中でパンデミックが起きて、株をひたすら買っていた今年の春、株式以外の資産が欲しくなってなんとなく買ったものでした。なんとなく買うとたいてい負けますが、やっぱり負けました。
損切りするときの精神状態
今回は損切りするときの気持ちを解説します。この記事を読んでるということは、あなたも損切りしたか、損切りするつもりか、または他人の不幸を笑いたいかのどれかだと思いますが、損切りの精神状態をあらかじめ想像することは大切なことですよね。
100万円で買ったやつが95万円になった。嫌ですよね。吉野家の牛丼100杯に相当する金が一瞬で消えるわけなので当然イラつきます。そんなときはマーケット・ウィザードの本にあるように、コストと思うことが大切です。
ラーメン屋は豚肉とか買ってからラーメンを作ります。豚肉はコストで、ラーメンが売れ残れば本当に無駄なコストになります。株の場合はどうでしょう? なぜ買ったやつがいつも上がるのでしょうか? 含み益が出るというのは、そのへんの中華料理屋でいうところの完売御礼ってやつです。ガストだってジョナサンだってたぶん食材が余って処分しなければいけないときはあるでしょう。ということは、投資家も損切りするリスクがあってしかるべきですね。
つまり利益を出すには損切りしなければいけないのです。ここに気づくまで私は3年くらいかかりました。大学生のときに私は株を始めて、東芝で莫大な損を出しました。損切りは売上のコストであるという事実を理解すれば、割とあっけなく損切りできるようになります。
損切りはストレスですが、私は機械的に処理するので慢性的な怒りはありません。後悔もなにもない。それが人間にとっておそらく理想的な精神状態です。
- 損切りを売上を作るためのコストと考える
- 機械的に行う
ですから、もしあなたがゲーム株やバイオ株やリップルで損害を抱えていたとしても、それは次に成功するためのコストに過ぎないのです。
ビジネス
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