もう古文と漢文は高校の科目から削除したほうがいいかもしれない

中学校と高校の教育は根本的におかしい。あげたらキリがないけど、私が文部科学省の大臣になったら古文と漢文を消すところから改革します。

古文と漢文はいらない

このサイトでうんざりするほど言っていますが、日本はもう終わりです。学校の先生はたいてい平安時代にいた白塗りメイクの麿呂貴族よりも無知なので、日本が強烈なスピードで衰退していることは知らないし、学生に伝えることもない。

私たちは衰退国家にいます。今の若い人はこの先とんでもない苦労と絶望を負います。ほとんどの日本人は働いても金はなく、いい未来が見えない暗い恐怖に何十年も苦しむことになる。もうすでにそうなりつつあるけど、もっと悲惨な社会になる。

「そんなことあるか! 子どもに変な話をするな!」

と怒る先生はいると思うけど、まともな学生にこう言いたい。無知と妄想に生きている公務員と、必死に勉強しながら生きるか死ぬかの資本主義競争を勝ちぬいている私とどっちを信じますか? 日本はもう終わったのです。戦後のブーマーたちが味わった輝かしい昭和はもう復活しない。私たちが生きているこの社会は、クソみたいな街にあるゴミと糞尿だらけのドブ川よりひどい。

ドブ川から脱出したい人は文部科学省に逆らって教科書にないことを勉強しないといけない。結論から言うと、この恐ろしい社会を生きぬくには次の四つが必要です。

つまり文部科学省は古文と漢文を消して、コンピューターと金融の科目を追加しないといけない。そうしないと貧困層はいつまでも貧困の輪廻を抜けられない。最近ウォーレン・バフェットを偉そうに解説する中年が増えたけど、そのバフェットは子どものときからビジネスをして、誰よりも早く資本主義を勉強していた。

結局、早いもの勝ちなのです。子どものときに勉強した人が勝ち、子どものときに怠けた人が敗北する。ただしその「勉強」はもはや古文と漢文ではない。数学、英語、コンピューター、金融の四つが勝つための勉強です。この四つをおさえたら、あとは好きなように天文学でも哲学でも勉強したり、スポーツでもダンスでもやったらいい。

漫画を描きたいですか? 将来はジャンプで連載したいですか? じゃあ背景を機械学習で描いてしまうソフトウェアを勉強してください。そしてアシスタントを雇ったときのコスト、自分の労働時間、将来の印税をパラメーターにして、自分の資産が最大になる選択を数学的にとってください。日本は市場が狭いうえに寄付の文化がないので、国内だけでやるのは限界がある。なので英語の読み書きを完全にマスターして、英語圏のクリエイター支援サービスを使って金を稼いでください。そして経済の知識を使って、漫画で生まれた金をうまく投資で増やしてください。

漫画家も生きていくために四つのスキルが必要なのです。「絵は描けるけど英語はわかりません!」は大ヒット作のないほとんどすべての漫画家にとって致命的です。そしてこれは漫画家だけじゃない。ほとんどすべての職業において上の四つは成功するために必要です。

「古文と漢文はいらない」という話からだいぶずれたけど、要するに「他に勉強することはたくさんあるでしょ」と言いたいだけ。

「古典の教養は大切だ!」は無教養の平安貴族が言うこと

「教養は重要だ!」

と言う人もいるでしょう。しかし残念なことに、それは二流の思想家が言うことです。教養は重要ですが、必要な教養は時代によって変わるという真実が、教養の本質なのです。教養を大切にしている人は、自身の得意とする教養を押しつけることをバカバカしいと考える。

教員は、アメリカの Python エンジニアと単純労働の平均収入を比較してから、自分たちの授業を反省するべきです。古文はもちろん大切な教養です。でも Python も教養ではないでしょうか? C 言語やメモリ管理も教養かもしれませんよ。どうして古文は必須科目で、この世界をコントロールしているコンピューター・サイエンスが東大の試験科目にないのでしょう? 今世界で最も必要なスキルと言われているのに? コンピューターは教養じゃないと古文の先生は主張できる?

まともな高校生は「この先どうなるんだろう?」と少しは心配するでしょう。そして「古文なんかやっていてだいじょうぶかな?」と疑問に思う人も多いはず。実際、私の人生をふりかえっても、大鏡や枕草子の教養が利益になったことはない。だから「古文って意味あるの?」と聞かれたら、「ない」と即答するしかない。

この記事を読んでいる文部科学省の職員はいつまで平安貴族をやっているの?

しつこく文部科学省の悪口を言っているから飽きてきたけど、やっぱり文部科学省は厚生労働省なみに罪深い組織ですよ。押しつけがましい教育をそろそろ変えよう。

このサイトで何度か言及した東大の哲学の先生をまた紹介して終わりにしようと思う。

その先生はよく「教養なんてものはいつでも学べる。重要なのはいつまでも学ぶ姿勢をもつことだ」と言っていた。その先生は自分の教えているものが教育というよりは教養にすぎないとわかっていた。そしてぶっちゃけた話、そういう世界というのは金にならないともやけくそ気味で言っていた。

大学生ならなにが言いたいかわかると思う。そう、あなたに教えている社会科学系の教授があなたに自著を買うように言ってくるのは、こういうこと。

古典や哲学といった分野は重要です。プリンストン高等研究所に文系の研究があるのは、古典が極めて重要だから。だけどそれは必須教育におさめるものではない。もしあなたが高校生だったら、学校で古文を 100 時間習うより、次の 30 分動画を見るほうが 100 倍は有意義です。

文部科学省が「いいね!」した認定教科書を読むより、上の動画を見るほうが得する。それに、なんだかよくわからない先生の言うことより、世界で最も成功した人の言うことのほうが説得力あるでしょ。