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十六夜(いざよい)の意味と語源|国語辞典

[名]十六夜(いざよい)

陰暦の16日、またはその日の月のこと。

説明

明治以前は旧暦を用いていました。旧暦では月の満ち欠けから日を数えます。月がまったく見えない日から数えて16日目を十六夜といいます。秋の十六夜(陰暦8月16日)を意味する場合もあります。

十六夜は旧暦の言葉であり、十六夜そのものが十六夜の月を意味することもあります。

語源

「いざよう」から。「いざよう」は「ためらう」「ぐずぐずしている」という意味の動詞。16日目の月は満月を超えた最初の月であり、それ以降は新月まで欠け続けることから、「ためらう」を意味する「いざよう」が16日目の月を表すようになりました。

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