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国語が苦手で嫌いな人が、一年間で国語の点数を二倍にする方法

私は高校一年生まで国語がとても苦手で、点数はいつも赤字かぎりぎり赤字というレベルでした。この頃になると、自分の国語嫌いは性格だから諦めるしかないと思い、実際時間の多くは他の教科にさいていました。

しかしある先生のいくつかの助言にしたがって勉強すると、少しずつ、というよりは亀の歩くような地味な勢いで、文章能力と読解力は日々成長していきました。もちろん結果がすぐに現れることはありませんが、一年後という長い期間を経て、点数が跳ね上がっていたのです。

難しい単語をひたすら覚えろ

国語辞典を一日三十分読めば、国語力は確実につくでしょう。何百人の実証研究があるわけではないにしても、100パーセントの人間が国語力を上げるはずです。

国語辞典は単語の羅列であり、人間はその数行から自分の体験を一つか二つとってきて結合し、いろいろな化学反応を楽しむ。忖度という言葉が女子高生に合わないことはすぐにわかるだろうし、紆余曲折という言葉から諦めないで部活を続けようと思うかもしれない。

国語辞典は、あらゆる教科書で最も優れています。まずは辞典を机の上におこう。

相手の気持ちを分析する

空気を読むという言葉が流行っていた当時、私は空気を読んで行動していました。ドラッカーの「話すな、聞け」という原則のとおり、聞き手として相手の言葉をじっと聞く、という子供でした。

先生は沈黙しがちの生徒に対して、「相手をもっと深く考えるように。聞いているふりを続けても、分析しなければ次のコミュニケーションは発展しない。

「相手の気持ちを考えること」は道徳的であるが、それ以上に実用的な技術でもあります。

国語の先生から「文章を読みなさい」と言われますが、それは間違いであり、本当は「文章を書いている人の気持ちを分析しなさい」が有意義な質問といえます。逆に書き手の心情をわかったら、ひるがって文章もわかってくるものです。

娯楽にふけるな

遊ぶな、ということです。もちろんなにもかも禁止するということではない。コミュニケーションをほとんど必要としない娯楽は可能な限り排除するということ。

ゲームをする。画面に向かって一人コントロールをもくもくと動かす。この果てしない時間の浪費に待っているものはなんでしょうか?

キャラクターは架空の世界でなにか神秘的なセリフを言ったかもしれませんが、あなたの心と直接コミュニケーションをとったわけではない。

さらに普段の生活が映像中心になると、活字にますます抵抗するようになる。

日記を書く

三日坊主ではなく、高校卒業まで続ける日記です。もしあなたが高校生だったら、大学受験までの日記を誰かと交換して続けてもいいでしょう。連帯責任でやれば、かなりモチベーションも保たれると思います。

日記は第一に自分の内面を見つける時間です。そして第二に感情を書き言葉という形で吐露できる場です。例えば交換日記であれば、自分の書いた本来秘密の感情を知ってもらうために、あなたはきっと時間をかけて言葉を選び、文章を整理し、読む人がきちんと読んで評価してくれるような作りこみにするでしょう。

このとき、学校の国語教育では教えられない国語の繊細な成長がおこなわれています。つらい気持ちを隠して書いたら? センター試験の第二問の複雑な心理を抱える主人公の気持ちが今まで以上にわかってくるかもしれない。

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