エッセイ 教育

勉強ができる人・成績がいい人の共通点と特徴〜優秀な人は自分より優秀な人の習慣をコピーする

勉強ができる人・成績がいい人はいくつかの共通点をもっています。

「どうすれば勉強ができるようになるか?」と悩んでいる中学生や高校生はこの三つを意識してください。この記事は下の動画でも解説しています。

成績がいい人は人よりも何倍も効率よく勉強しています。睡眠時間が三時間で十分というショートスリーパーでない限り、人の時間は限られているので、効率(一時間あたりの成長率)が成績に影響します。そして上にあげた三つこそが効率を左右するのです。

知的好奇心

三角比を勉強しろ」と言われたら嫌ですね。人は強制されるとストレスを感じ、意欲を失います。効率のいい勉強とは、命令された勉強でなく自主的な勉強です。

なにも言われなくても勉強するには知的好奇心をもつことが重要です。下の動画で開成の特徴をざっくり解説しましたが、開成の長所はこの知的好奇心をうまく育てることにあります。

数学は差が開きやすい科目ですが、それは、数学の好きな人は数字や図形に好奇心をもっているからです。好奇心のありなしで数学の成績はほぼ決まります。

小手先のテクニックは合格するうえで大切ですが、上位になるほど知的好奇心の差が如実に表れます。学校で一番成績がいい人を観察してください。その人はおそらく嫌いな科目が少なく、特定の科目を好んで勉強しているはずです。

持続力

英単語、化学の反応式、歴史の年号といった単純な記憶も反復勉強のくりかえしが大切です。つまり毎日勉強しないといけない。サボるとあっという間に転落する。

運動が好きな人は筋肉トレーニングを考えてください。運動や筋トレをサボるとすぐに体力が落ちますね。脳みそも同じです。だから英単語は常に覚えないといけない。

私は「この人はすごい人だな」と思う人をたくさん見てきました。すごい人というのはなぜか反復する力をもっています。ほとんどの人は最初の勢いをすぐに忘れて、一ヶ月も経たないうちに習慣を放棄しますが、勉強のできる人は何年も同じことを続けます。

習慣が「人となり」になります。これはアリストテレスの根本的な思想で、私の思いつきの意見ではありません。

話が少しずれますが、ここで記憶の話もしましょう。成績がいい人は記憶のコントロールがうまい人です。自分がいつ忘れるかをチェックし、忘れる頃合いに復習してください。それだけで成績はぐんと改善するでしょう。

勉強の持続力はつまるところ「忘れたときに復習する」という長期記憶の定着にあります。ほとんどの人は短期記憶と長期記憶を意識しないで勉強しますが、成績がいい人はきちんと意識します。長期記憶は反復的な勉強を要するため、自然に「持続力」がつくというわけです。

人を尊敬する

人は誰しも嫉妬します。嫉妬した後、私たちはどうすればいいでしょうか。その人をいつまでも嫉妬しますか? それとも尊敬しますか?

ここで私たちの成功と失敗は決まります。いつまでも嫉妬する人は絶対に成功しない。

自分よりすごい人、自分より勉強のできる人を尊敬してください。「成績がよくても意味がない」と思ったら転落の人生が待っている。人の成功をナンセンスに思うのは、自分のコンプレックスを認めたくないから。つまり自分のコンプレックスを克服する勇気がないからです。

人はコンプレックスを克服しようとするときに初めて成長します。この感覚がわかる人は安心してください、成功するはずです。

勉強ができる人は、自分より勉強ができる人の習慣をコピーする人です。数学ができる人がチャート式を使っていたら、チャート式を買ってください。英語のできる人が毎日ラジオ講座を聞いていたら、同じくラジオ講座を聞いてください。

人を尊敬し、その人の習慣をコピーする。勉強ができるようになるには、結局これしかないのです。

参考

成績が上がらない人の特徴
東大受験生はきれいなノートを作ってはいけない
直前期の受験生は苦手な分野を捨てよう

勉強ができない人の特徴も合わせて解説しました。