古文副助詞まとめ(「だに」「さへ」の違いと「し」「のみ」「など」「ばかり」)
副助詞は「だに」「さへ」「し」「のみ」「など」「ばかり」の六つ。特に「だに」「さへ」は非常に重要な助詞である。
- 「だに」 … 類推(~さえ)、限定(せめて~だけでも)
- 「さへ」 … 添加(~までも)
- 「し」 … 強調
- 「のみ」 … 限定(~だけ)、強調
- 「など」 … 例示(など)
- 「ばかり」… 限定(~だけ)、程度(~ほど)
「だに」「さへ」は連体形、体言、助詞に接続する。
ポイントは「だに」が現代語の「さえ」という意味を持ち、「さへ」が現代語の「さえ」ではないこと。
古文(古典)の文法
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