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私は友達がいない…友達ゼロで寂しい学生と社会人に贈る言葉

友だちは少ないほどいいという記事が多くの人に読まれて、「友達の人数」がみんなの関心事にあるとわかりました。あなたは何人の友達がいますか? 三人ですか? 四人ですか? 私はゼロです。

友達が少なくてつらいという人はこの記事を読んで安心してください。私はあなたより圧倒的に友達が少ない…というかいない。日本人は他人の不幸を自分の幸せと受けとめる傾向があるので、孤独がつらい人はもっと孤独な人を見つければいいのです。つまり私を見下して安心すればオッケー。

今回は友達がいない人にこんな言葉を贈ります。

友達がいない人は不幸です

友達が少なくても幸せですと言ったら「お前はなにを強がっている、かわいそうに。哀れなやつだ…」とほとんどの日本人は思うでしょう。なのでそんなつまらないことは言わない。実際、友達が少ない人は恐ろしく不幸です。友達が増えるとその分だけ幸福感は増していく…と知りあいが言っていましたが、本当だと思います。

私は生まれてから今まで友達がいなかったので、これを読んでいるほとんどすべての人より不幸ですね。不幸を自慢したいわけでなく、単に本当のことです。

友達なのか友達じゃないのかよくわからない人はそれなりにいました。そして彼ら彼女らと遊んだときはそれなりに楽しかったと思いますよ。仲間とつるむ時間は楽しい。それが人より不足している人はやっぱり不幸で味気ない人生を送っている。

日本一友達がいない私としては、ここは強気にならず、「私は友達が少なくて不幸なんだ。もっと幸せになる努力をしなきゃいけないんだ」と認めます。私は敗北をあっさり認めるタイプです。

友達ゼロの諸君もまずはここからスタートしないといけない。成功はいつも失敗を認めるところから始まる。たぶんだけど、友達がいなくても幸せだね、と強情になっているとどんどん不幸な人生になる。転落しないうちに、自らの惨めさを噛みしめないといけない。私も「なんて惨めなんだ!」とガムのようにくちゃくちゃ噛みしめてますよ。

ではどうすれば友達が増えるでしょうか?

そんなこと知りません。それがわかっていたら私は友達ゼロじゃない。友達ゼロの人が「友達をつくる方法」を教えるとしたら、それはコントです。

夢中になると友達がいない状況に慣れる

ここまでだと「なんだこの記事、友達がいない俺をバカにしてんのか」と読者は思うはずなので、友達ゼロの人の慰めになることを伝えます。

私は友達がまったくいないので本当に惨めな人生を送っています。と同時に、私は3つのことに夢中になって孤独を忘れています。株、英語、インテリアです。寝ても覚めてもチャートが脳裏をよぎって、「ああ、友達がいなくて寂しいな」と枕草子の作者のように物思いにふける余裕がない。

余裕のない状況が友達ゼロを当たり前にするのです。友達ゼロは寂しくないと言っているのと根本的に違いますよ。そして友達がいないことを忘れるために自らを情熱に追いやっているわけでもない。

「はあ? そんな状況あるわけねえだろタコ」

と今どきの中学生や高校生は思うかもしれないのでもう少し説明します。例えばあなたの家に金がまったくないとします。所持金がなくてコンビニのパンも買えない状況で、「ああ、友達がいなくてつらいな、どうすれば友達がたくさんできるかな?」と悩みますか?

食うものがないときに友達の人数を気にする人はいないですよね。

これは極端な話だけど、受験や進路はいい材料になります。大学受験をしない人は就職活動をすると思うけど、これは相当のプレッシャーになりますよ。働いて金をゲットしていかないとウシジマくんに出てくる人になってしまう。だから高卒の人は友達の人数うんぬんの前に考えることがたくさんあります。

要するに、友達の人数を心配しているうちが花なのです。同時に、友達の人数を真剣に心配している人はたぶん暇な人です。友達が少ない社会人は、来週までに仕事を終わらせないとクビになるかもしれない状況を想像してください。その状況で「ああ、私ってなんで友達がこんなに少ないのかなあ」と考えますか?

友達がいない人に贈るアドバイスはこれです。

なにか夢中になれることを見つけろ

結論を言ったので、暇な人以外はもう読まなくてだいじょうぶ。

成功体験は遊び体験より持続する

小学生や中学生はともかく、大人になったら遊びより成功のほうがはるかに重要です。あなたも成功したいでしょう? というか成功するために生きているでしょう? 遊ぶために生きていますか?

結局のところ、人は遊んだときの快感はほとんど忘れてしまう。小学校の修学旅行や高校の部活動があなたの重要な記憶をつくったとしても、あなたが素晴らしい大学に入ったり、仕事で大きな成功を遂げたりしたときの記憶のほうがはるかにあなたの将来に影響する。

なぜなら、成功はいつも成功からくるからです。このサイトで何度も言っていますね。初めて聞いた人は覚えてくださいよ、いいですか?

成功が成功をつくるのです。エジソンは「失敗すればそれだけ成功する」と言ったけど、それは大衆の共感を得るための言葉にすぎない。局所的には失敗は成功をつくる。細かいミスをたくさん経験して、こうすればいいとわかってきますよね。だけど長期的にはそうじゃない。成功が次の大きな成功をつくるのです。人は失敗を忘れ、成功を強く記憶する。だから成功体験があなたのいい習慣を強化して次の成功をつくる。

とにかく人はなるべく多くの成功を体験したほうがいいという話です。なので友達は一緒に苦難を経験するような人がいい。単に遊ぶだけの友達は友達かもしれないけど、たぶんあなたの人生をさほど豊かにしない。

そして一緒に苦労をわかちあえる人はほとんどいない。ということで友達はほんのわずかでいい…という結論になります。これで友達ゼロの人も少しは救われるはず。