Irohabook
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今日のFOMCで注目しているポイント:地銀の救済とAT1債のリスク管理

この記事は私は日記・感想でなんの価値もありません。

今日は二日目のFOMCで、パウエル議長が金利政策を発表します。ゴールドマン・サックスなどを除いて大半の投資銀行は0.25%を予想しています。市場もおそらくそのように動いている。

今日のFOMCは利上げよりも、シリコンバレー銀行、シグナチャー、クレディ・スイスによる金融不安と、地銀を代表して株価が乱高下するFirst Republicにどう対応するか、という点が重要になります。

たぶん会合後の記者質問で、どこかのメディアが「First Republicの救済についてどう考えているか?」とたずねるはず。ここが三月最大の関心事です。

もしここでパウエルが「そんなこと知るかよ…」みたいな感じで答えたら、1907年のときと同じように金融不安を止めようとするJPMorganやバンク・オブ・アメリカの反感を買い、不安はかなり大きくなる。

パウエルがFirst Republicについてどのように言及するか、とみんなが不安になっているせいで、月曜日と火曜日の株価は見たこともないレベルで動きました。いろいろな株を見てきましたが、First Republicのボラティリティを超えるものはなかった。

一日またぐだけでマイナス50%からプラス50%になる、という動きが一週間も続いています。

もう一つのポイントはクレディ・スイスの債権AT1です。約2兆円のAT1がふきとんで、ヨーロッパのAT1市場が不安定になっています。

EUROPE MARKETS
Everyone’s talking about Credit Suisse’s risky bonds. Here’s what they are and why they matter

私もAT1を調べていますが、まだ深く理解してないのでこれ以上のことは書けません。

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