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S&P 500 は大暴落、先の見えない下落相場で買った米国株式:NVIDIA

先週金曜日と今日月曜日に

  • Tesla
  • Apple
  • NVIDIA
  • Qualcomm
  • Nike
  • PayPal
  • Square

を買いました。特に NVIDIA と Square を増やしました。

背景

昨年から今年にかけて株式をかなり売り、この数ヵ月は現金比率を高くしながら Verizon などの高配当株を買いました。大暴落した Facebook と PayPal も少しずつ買い、Disney はすべて売りました。最近の取引は Verizon が中心です。

2021 年(昨年)の 1 月から

・市場は勝ちと負けのセクターに細かく分断する
・QQQ などのインデックスはバブルがはじける

と言ってきましたが、今年はそのトレンドがより明確になったと思います。私は昨年から Verizon や Chevron などの大型配当株や、Restaurant Brands International などの小型配当株を入れ、Square などのテクノロジーと入れかえてきましたが、Chevron 以外の配当株は伝統的な配当貴族よりもパフォーマンスが悪い結果になりました。

相場は一貫してベアで、ブルに戻るまでまだ時間がかかると思います。アメリカ企業の業績は不安定ですが、Tesla や NVIDIA などのテクノロジーは強い成長力をもち、リセッションに十分に耐えると確信しています。

Square は大部分を売っていたので、今回あらためて株数を増やしました。といっても PayPal などとの競争が激化しているので、NVIDIA のようなパフォーマンスはないと考えています。

ざっくりとした市場の予想

先週、個人投資家の買いは歴史的な額に達しました。アメリカやヨーロッパのソーシャルメディアを見ると「もう少しで暴落は終わる!」という淡い楽観と、第二次世界大戦前の相場に近いとする悲観が対立しています。

一部のインフルエンサーは今を「株式売り、コモディティ買い」とみて、半年から一年にかけて「不動産売り、株式買い」に反転するとみています。

私もこの意見にやや賛成していますが、前から言っているように、今年から来年にかけての相場はジミー・カーター政権に近いと個人的に考えています。

1977 年 1 月に S&P 500 は 108 ドルほどに達したあと、ひどいボラティリティを経て 1978 年 2 月に 86 ドルまで暴落しました。この一年は長い下落相場で、3 月から一気に回復しますが、夏から再び強い悲観に襲われて 11 月に 91 ドルに下がります。

TradingView: 1977 から 1978 までの S&P 500

今年はこの 1977 年から 1978 年にかける相場に近いかたちになると個人的に考えています。1977 に対応するのが 2021 と 2022 のどちらかはわかりません。今年は不動産のバブル崩壊もあるため、不動産、クレジット、学資ローンのバブル崩壊がなだれのように起きれば、リーマンショックに近い相場もありうるでしょう。

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